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【「品川駅構内環状第4号線交差部新設他工事」および「羽田空港アクセス線(仮称)八潮工区建設工事」現場見学会開催報告】

土木学会関東支部交流部会では毎年、土木の日(11月18日)記念行事として現場見学会を開催しております。今回は、11月17日(金)に開催し、計26名の方々にご参加いただきました。

当日、高輪ゲートウェイ駅での集合時は降雨でしたが、その後に雨も止み「品川駅構内環状第4号線交差部新設他工事」および「羽田空港アクセス線(仮称)八潮工区建設工事」を見学しました。

今後、国際交流拠点として更なる発展を目指す品川駅付近では、駅周辺の東西の連絡強化を図ることなどを目的に、東京都が環状第4号線の国道15号(第一京浜)より港南側(海側)への延伸区間の整備を進めています。品川駅構内環状第4号線交差部新設他工事は、この延伸区間のうち、東京都が東日本旅客鉄道㈱に施工を委託するJR品川駅構内の線路上空横断部(延長約310m)の範囲について跨線橋を架設する工事です。現場詰所での工事概要説明の後に、現場の見学をさせていただきました。こちらでは国内最大級の1600t吊のクローラクレーンを使用して桁の架設が行われており、当日はそのクレーンを用いて桁架設を施工した箇所の見学をさせていただきました。また、人工地盤を構築しているエリアの見学もさせていただき、品川駅周辺工事の全体の様子も確認することができました。

また、羽田空港アクセス線(仮称)八潮工区建設工事は、将来の航空旅客増加に対応し、さらなる利便性向上を図るため羽田空港への新たな鉄道ルートの整備を行うための工事です。現場詰所での工事概要説明の後に、現場の見学をさせていただきました。こちらの現場は、東京貨物ターミナル内改良区間の工事で、保守基地線の整備や路盤工、道路高架橋の構築が行われます。当日は、道路高架橋構築のための場所打ち杭の施工箇所と保守基地線付近の路盤整備箇所を見学させていただきました。

ご参加いただいた皆様、現場見学にご協力いただきました東日本旅客鉄道㈱ 東京建設プロジェクトマネジメントオフィスの皆様および現場関係者の皆様、誠にありがとうございました。

品川駅構内環状第4号線交差部新設他工事」および「羽田空港アクセス線(仮称)八潮工区建設工事」現場見学会開催報告
品川駅構内環状第4号線交差部新設他工事」および「羽田空港アクセス線(仮称)八潮工区建設工事」現場見学会開催報告