「第31回情報利用技術シンポジウム」の開催
開催日:2006年10月26日(木)・27日(金)
情報利用技術委員会(委員長:高田知典)では、土木工学分野における情報利用技術に関わる
研究・開発と、これらの技術の普及支援を目的として、「第31回情報利用技術シンポジウム」を
開催いたします。
シンポジウムでは論文の講演やシステム展示のほか、「鉄道分野における土木構造物の維持管理
へのGISの適用」についての特別講演、ならびに、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」
で土木用語辞典を実現することを目指した活動に関するパネルディスカッションを行います。
特別講演、パネルディスカッションとも、最近話題のテーマについて直接お話を聞くことのできる
貴重な機会だと思いますので、ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
● 主 催 : 土木学会(担当:情報利用技術委員会)
● 期 日 : 2006年10月26日(木)・27日(金) の2日間
● 場 所 : 土木学会「土木会館」(東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)) [地図]
● 参加費 : 無料。当日、論文集・講演集(CD付き)を販売します(予価:5,000円)。
なお、論文集・講演集は、発表者の方も有料となります。
● 参加方法: 参加自由。当日受付にて参加お申し込みください。
なお、個人会員の方は、CPD登録用に会員証をお持ちください。
● シンポジウムの内容
@ 論文講演
A システムの展示
B 小委員会報告
・交通基盤情報ビジネス小委員会 最終報告(平成18年6月に活動終了)
C 特別講演
■タイトル:「鉄道分野におけるデジタル・ライフサイクル・マネジメントの実践」
−土木構造物維持管理への鉄道GISの活用−
・講師:小林 三昭 氏(ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社)
JR東日本等の一部鉄道事業者は、紙図面を撲滅してデジタルデータのシームレスな流れを
築くため「鉄道GIS」を採用。これを鉄道施設の保守点検台帳と融合させ、情報共有を実現
するためのビジネスプロセス全体をデータ化することで、企業の生産性向上を図ろうとして
います。講演では、アセットマネジメント支援システムの事例のほか、GPSやITSの活用を通
じて「道路分野との融合」についても提案していきます。
D パネルディスカッション
■タイトル:「土木用語辞典をウィキペディアで実現するとしたら」
・コーディネータ:小松 淳 氏 (情報共有技術小委員会(日本工営))
・パネリスト :相澤 彰子 氏 (国立情報学研究所)
今 尚之 氏 (土木図書館委員会(北海道教育大学))
野末 道子 氏 (土木図書館委員会(鉄道総合技術研究所))
立塚 滋充 氏 (情報共有技術小委員会(東京大学))
インターネット上の百科事典として急速に利用が広がっている「ウィキペディア」。利用
の広がりと相まって内容の充実に拍車がかかり、日本語版の項目数はすでに20万件を超えて
います。一方、土木用語大辞典に収録されている用語は約2万2千語。ネットワーク上で自由
に利用でき、いつでも更新可能な土木用語辞典を「ウィキペディア」で実現するとしたら何
が課題となるのか。当委員会のこれまでの活動成果を踏まえ、今後の方向性を見極めるべく、
ディスカッションを行います。
● 問い合わせ先:土木学会事務局 研究事業課 今村
E-mail(imamura@jsce.or.jp)
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
◆◆ プログラムはこちら ◆◆
委員会トップへ
|