平成13年度第2回海岸工学委員会第2回幹事会議事録(案)

 

日時:

平成14年4月19日 14:00ー17:00

場 所:

(社)土木学会 CD会議室

出席者:

河田委員長,磯部幹事長,青木,浅野,泉宮,今村,角野(代理:辻本),喜岡,窪内,柴山,清水(代理:関本),高橋,鳥居,灘岡,間瀬,松見,三村,安田,山下の各幹事

議事

  1. 幹事の交代等

    窪内氏(独立行政法人北海道開発土木研究所)が梅沢氏に代わって幹事に就任された.

  2. 前回議事録の確認(磯部幹事長,資料1)

    磯部幹事長より第1回幹事会議事録について説明があり,確認・了承された.

  3. 報告事項(資料No.2-(1), (2), (3))

    磯部幹事長より,前回幹事会以降の委員会関連事項について報告があった.海岸工学委員会に大蔵海岸陥没事故調査小委員会を設置して活動を開始したこと,第48回海講の概要(参加者715名,過去最高),第50回海講での特別シンポに関するアンケート結果,などについて説明があった.

  4. 第49回海岸工学講演会(海岸工学論文集49巻)応募論文審査について(資料No.3)

    磯部幹事長より第49回海講の応募状況およびアブストラクトの審査結果について報告があり,審査結果が了承された.主な点は下記の通り.

  5. 第49回海岸工学講演会の準備状況について(資料No.4)

    山下委員より説明があった.主な点は下記の通り.

    委員より以下の質問があった.

  6. 第50回および51回の海岸工学講演会の開催について

    (1)第50回海講開催計画について(資料No.5-(1))

    灘岡委員より第50回海講に関する特別企画について提案があった.主な点は下記の通り.

    委員より以下の質問・意見があったが,シンポジウムの開催案については概ね了承された.

    その他の企画については,入手困難な文献に関するデータベースの作成を,ボトムアップ方式(各機関でまずまとめて上に上げる)でまとめていくことになった.これについて,以下のような意見が出た.

    (2)第51回海講の開催地について(参考資料 )

    51回海講の開催地について,これまでの開催地を参考にして議論し,中部地区で開催することで了承された.

  7. Coastal Engineering Journalについて(資料No.6)

    喜岡委員より,以下の報告があった.

  8. 研究小委員会,WGの活動状況について

    (1)海岸保全中長期展望検討小委員会(資料No.7-(1):公開シンポちらし)

    佐藤小委員長に代わり,磯部幹事長から活動状況の報告があり,同時に4月21日に予定されている仙台での公開シンポジウムの紹介があった.

    (2)対外連携小委員会(資料No.7-(2))

    灘岡小委員長より,活動状況の報告と今後の活動予定について以下の報告があった.

    (3)国際ネットワークWG(資料あり)

    柴山主査より活動状況について以下の報告があった.

    これに関連して灘岡委員,喜岡委員よりAPAC-2003の準備状況について説明があった(資料No.5-(2),(3)).論文募集については,Abstractをe-mailで受付,Abstractを印刷製本,最終論文についてはCD-ROMでの出版とする予定である.
    さらに,ACECC Technical Committeeに関する報告が喜岡委員より行われた(資料No.7-(3)).沿岸の干潟・埋立の問題に関する情報交換や波浪観測網のアジア・ネットワーク化が議論されることになる.

  9. 第38回水工学に関する夏季研修会について(資料No.8,参考資料:研修会開催一覧)

    間瀬委員より,本年9月に開催される夏期研修会の準備状況について報告があった.これに関連して,松見委員より2003年の夏期研修会の開催案について報告があった.

  10. 便覧の英訳について

    磯部幹事長より以下の報告があった.

    これに関連して,ネット上で便覧を閲覧できるようにしては,という提案があったが,まず本の出版を先行して行った後ネット公開を考えていきたいとの回答があった.

  11. その他

    (1)海講論文の執筆要項について(資料:執筆要項)

    安田編集委員長より執筆要項に関する注意事項・変更事項について説明があった.これについて,アブストラクトを含めた1ページ目全体のイメージを示すべき,Webにフォーマットを載せてはどうか,などの意見が出された.

    (2)沿岸生態系評価研究会報告(報告書2冊)

    青木委員より,研究会の活動報告と2つの報告書(研究会の報告書と島根県からの委託研究報告書)に関する説明があった.研究会を2002年度も継続したいこと,島根県からの委託研究も引き続き受ける予定であるとの申し出があり,了承された.

    (3)KSCOEからの講師依頼について

    喜岡委員より,KSCOEからゲストスピーカーの要請があり,岩田先生(名大)にお願いした,との報告があった.

  12. 大蔵海岸事故調査小委員会報告(資料:第4回小委員会議事要旨,図面)

    高橋委員より,大蔵海岸の事故の概要と小委員会立ち上げの経緯,小委員会のこれまでの調査内容について報告があり,ケーソン目地の摩耗と材料劣化の影響で空洞が生じたとことなどが事故原因として議論されているとの説明があった.小委員会の報告のまとめ方について以下の意見が出された.

    以上のような議論の結果,問題を絞って報告書はできるだけ早く出すことで了承された.目次ができた段階で委員長と相談して最終報告書に仕上げる.

以上

(文責:青木伸一)