平成15年度海岸工学委員会 第2回議事録

日時: 平成15年11月18日 17:50〜19:30 
場所: 中央大学駿河台記念館 
出席者: 岩田相談役,合田相談役,渡辺相談役 
  水口委員長,灘岡幹事長 
  石田,伊福,大山,影山,勝井 (代理:東江),木村,窪内,後藤,五明,須野原,清野,高木,  滝川,武若,田中,丹治,出口,中野,中山,半沢,藤原(建),藤原(広),細見の委員 
  青木,浅野,泉宮,磯部,今村,岡安,角野 (代理:重松),榊山 (代理:森),佐藤,柴山,清水,高橋,福濱,間瀬,松見,安田 (代理:小林),山下の委員兼幹事

議事

0.    水口委員長より,第50回海岸工学講演会,同記念特別シンポジウムの開催に尽力を頂いた同実行委員会への謝辞が述べられた.また,新任委員 (福濱,武若,大山,藤原(建) ) の紹介があった.
1.    平成15年度海岸工学委員会 (第1回) 議事録の確認 【資料 No.1-1】

平成15年度海岸工学委員会・幹事会 (第1回) 議事録の確認 【資料 No.1-2】

(幹事会議事録の訂正)       第52回(2006年) 海岸工学講演会は,徳島市での開催を確認した

→               第53回(2006年) 海岸工学講演会は,徳島での開催を確認した

2.    平成15年度海岸工学委員会・幹事会 (第1回) について (灘岡幹事長)

第1回委員会で認められた委員増員枠である民間枠+1,委員長指名枠+1について,それぞれ大山巧氏と武若聡氏に就任して頂いたとの報告があった.また,やはり第1回委員会で認められた委員長指名枠をさらに増やす件について,民間枠をさらに1名追加する形にすることが幹事会で提案され,幹事会レベルでの了承を得たとの報告があった.

3.    報告事項 (灘岡幹事長) 【資料 No.2】
4.    土木学会の各賞について (水口委員長)

海岸工学委員会から推薦する土木学会の各賞 (功労賞,論文賞など) の候補について心当たりがある場合には準備を進めるように案内があった.

5.  調査研究部門企画委員会 (論文集第2部門,水工・海岸・海洋) の設立について (水口委員長,佐藤委員)

調査研究企画委員会の設立について説明があった.同委員会の任務 (委員会活動の評価,予算配分など),第U部門からの初代委員を水工学委員会の小松委員長が努めること,その後,委員を海岸工学委員会,海洋開発工学委員会の順で務める予定であることなどが説明された.委員会活動の活発さを示す指標は,例えば,講演会の参加者人数,雑誌売上高,行事の収益高などであることが説明された.

6.    海岸工学論文集50巻,第50回海岸工学講演会について (灘岡幹事長)

海岸工学論文集(第50巻)の定価が定まった経緯,論文集への業界広告掲載件数減少について説明があった. 【資料 No.3,参考資料】

後者については,清水委員より広告掲載件数を増やす方策を検討中であることが説明された.

出席者状況の報告 (記念シンポジウム:約300名,懇親会:約200名,講演会:第1日目終了時点で記帳者数は例年よりも少ない) 【資料 No.4】

7.  海岸工学論文集51巻,第51回海岸工学講演会について

安田委員 (代理:小林) より,平成16年1月号の土木学会誌・会告に掲載する論文募集・講演会開催の案内原稿(案)について説明があった.【資料 No.5-1】

論文集の発行にあわせて海岸工学講演会を開催する,という趣旨の文面へと修正することを検討することになった.

青木委員より,講演会の準備状況についての説明があった 【資料 No.5-2】

8.    海岸工学論文集投稿要項の改正について (安田委員,代理:小林) 【資料6-1, 6-2】

論文集投稿要項の改正案の主旨について説明があり,改正について承認を得た.従来は著者にあった著作権が土木学会に帰属(譲渡)することについての質問があり,これについては後に回答することとなった.

9.   海岸工学論文集の英文名称変更について (安田委員,代理:小林) 【資料6-3】

幹事会で以下の海岸工学論文集の英文名称候補が提案され

Annual Journal of Japanese Coastal Engineering

Annual Journal of Coastal Engineering in Japan

Annual Journal of Coastal Engineering, JSCE

これらについて論文編集小委員会で交わされた意見が紹介された.議論の結果,海岸工学論文集の英文名称を,これまでのProceedings of Coastal Engineering, JSCEから

Annual Journal of Coastal Engineering, JSCE

へ変更することにした.

10. 第52回海岸工学講演会の準備状況について (今村委員) 【資料 No.7-1】

青森市の青森市文化会館で開催 (平成17年,2005年11月上旬) を検討中

11.   第53回海岸工学講演会の準備状況について (中野委員) 【資料 No.7-2】

阿南市文化会館で開催 (平成18年,2006年11月中旬) を検討中

12.  Coastal Engineering Journal について (柴山委員) 【資料 No.8】

論文の掲載・投稿状況,12月発刊のSpecial Issue,編集委員の交代・追加について,海岸工学委員のJournal購入要請,国内からの論文投稿要請,について説明があった.

13.  小委員会からの報告

対外連携小委員会 (灘岡幹事長) 【資料 No.9-1】

小委員長の交代 (→青木),第10回シンポジウム (平成15年12月13日,有明海生態系異変原因解明の到達点)

広報小委員会 (岡安委員) 【資料 No.9-2(委員名簿)】

サーバを土木学会に移設

津波被害推定ならびに軽減技術研究小委員会 (今村委員) 【資料 No.9-3】

委員を公募し24名で活動中,委員を引き続き募集中,年4回程度の会合,活動期間は2年を目処,Web開設 http://www.hel.ce.akita-u.ac.jp/association/cvl_tsnm/ についての説明

国際ネットワークWG (青木委員)

講演会中にACECC-TC1のCD-ROMを配布中,2004年8月にソウルで開催のCECAR期間中に第2回目TC1ワークショップ (波浪と流れの観測ネットワークについて) を同時開催

海岸施設の利用者の安全性に関する調査研究特別小委員会(佐藤委員)

11月21日に最終会合を開催し,10ページ程度の提言集を作成する予定

14.  第39回水工学に関する夏期研修会報告 (松見委員) 【資料 No.10】

当初予定されていた参加者の不足は生じず,充分な参加者があった.

15.  第40回,第41回水工学に関する夏期研修会 (山下委員) 【資料 No.11,参考資料】

水工学委員会が幹事を務める,釧路開催,総合テーマ案(沿岸域の水域環境)

第41回の研修会は,海岸工学委員会が幹事を務め,四国地区で開催となることを確認した.

16.  海岸便覧英語版の作業状況について (磯部委員) 【資料 No.12】

2004年3月の発行を目指しての準備状況について説明があった.

17. ISO等の国際会議に関する情報 (合田相談役) 【資料 No.13】

Actions from waves and currents, ISO Standards 作成状況について説明があった.本件に関する説明会 (平成15年6月11日開催) で講師を務めた合田相談役に磯部前幹事長より謝辞が述べられた.

18.  「水理公式集例題プログラム集」講習会の開催について (田中委員) 【資料 No.14】

北海道で開催の講習会(平成15年12月2日)について説明があった.

19.    委員枠ならびに幹事枠の増員について(水口委員長,灘岡幹事長)

第1回幹事会で提案・了承された民間枠をさらに1名追加する形で委員長指名枠を増員する件について,委員会として最終的に承認した.また,民間枠が全体で6名から8名に増員されたことに伴い,民間枠委員からの幹事を1名増員することが水口委員長から提案され了承された.

20. Prof. Dean の講演会開催について (灘岡幹事長)

海岸工学委員会主催としての同氏の講演会が,平成15年12月1日14時より中央大学駿河台記念館にて開催されること,及び,開催案内がcecom上で配信される予定であることがアナウンスされた.

以上

(記録: 武若委員)