２００１年度（第３７回）水工学に関する夏期研修会

開催について

Ａコース　河川・水文　　行事コード�ｂd１０６　　

Ｂコース　海岸・港湾　　行事コード�ｂd１０７　　

１．主　催―――土木学会（担当：水理委員会、海岸工学委員会）

２．共　催―――土木学会東北支部

３．期　日―――２００１年８月２日（木）〜３日（金）の２日間　(Ａ，Ｂコース並行開催)

４． 場　所―――いろり火の里「なの花ホール」

　　山形県東田川郡三川町大字横山字堤172-1　�鰍ﾝかわ振興公社

　　　　　　　　　電話0235-66-4833、URL http://www.town.mikawa.yamagata.jp/irori/

（会場は、庄内空港、鶴岡、酒田からいずれも車で10〜20分のところにあります。当日、朝夕 鶴岡と酒田から臨時バスを運行します。

詳しくは http://rdp.dpri.kyoto-u.ac.jp/jsce-suiri.html をごらん下さい。）

＊Ａコース：多目的ホール１（1階）

＊Ｂコース：多目的ホール２（1階）

５． 定　員―――Ａコース １５０名 Ｂコース １５０名

６． 参加費用――１コースにつき　一般 １６，０００円（講義集代含む）

　　　　　　　　　　　　　　　　学生・院生 １３，０００円（講義集代含む）

７． 申込方法――学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項（特に行事コード）を明記の　　　　　　上、土木学会事務局宛ＦＡＸ（03-3355-5278）にてお申し込み下さい。

申込書到着後、１０日前後にて折り返し「参加券」をお送り致します。

８． 申込締切日−２００１年７月１９日(木)【必着】

９．申込に関するお願い

　　�@　申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。

　　　なお、締切日以降の事前受付はいたしません。

但し、定員に余裕がある場合のみ、行事当日会場にて受付致します。

�A 申込み後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の５日前（土・日・祝祭日を含まず）までに研究事業課へご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください。

　　�B　申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致します。

10．講義集の販売について

　　　講義集のみの購入申し込みも受付けます。

購入希望の方は事務局（研究事業課：礒崎）まで、メール（isozaki@jsce.or.jp）で申し込んで下さい。ただし、講義集の発送（請求書類を同封）は８月中旬になります。なお、会場でも販売致します。

　　　　　価格：Ａ，Ｂコース共 １冊 ６，５００円（税込み、送料別）

11. 問 合 先−土木学会研究事業課・礒崎ひろ子（TEL：03-3355-3559）

12. 宿泊等について

　　 夏祭り期間中のため、込み合うことが予想されます。宿や航空券は早めにご手配下さい。

なお、宿泊、JR券、航空券の手配は下記のところで準備していますのでご利用下さい。

　　　　（株）日本旅行　仙台支店(担当者：宍戸、鈴木)

　　　　　　　TEL 022-261-4511, FAX 022-222-7507，

http://www3.nta.co.jp/convention/index.html

《研修会のテーマ・趣旨》：「流域・海域の土砂環境」

　土木工学の重要課題である国土の保全を長期的な視点でとらえ、流域と海域を含めた大きな枠組みで、土砂の生産、輸送、堆積またそれらの予測、制御、管理について最新の知見を講義する。また、人間が作った大きな枠組みとして、土砂環境に関わる法律について解説する。

《 講義題目・講師 》

Ａコース（河川・水文）

８月２日（木）

9:00〜10:30 流域の地形発達からみた環境変化と土砂移動

田村俊和（東北大学大学院理学研究科　教授）

10:50〜12:20 ［特別講演］土砂流出予測法

　　　　　　　　　　江頭進治（立命館大学理工学部　教授）

13:40〜15:10 総合的な流域土砂管理

中野泰雄（国土交通省国土技術政策技術総合研究所　

危機管理技術研究センター　砂防研究室長）

　 15:30〜17:00 豪雨時の土砂生産

宮本邦明（筑波大学農林工学系　助教授）

８月３日（金）

9:00〜10:30 ダムの堆砂と排砂

柏井条介（独立行政法人 土木研究所水工グループ　上席研究員）

10:50〜12:20 河道植生と流路変動

辻本哲郎（名古屋大学大学院工学研究科　教授）

13:40〜15:10 沖積河川の土砂移動と変動

清水康行（北海道大学大学院工学研究科　助教授）

　 15:30〜17:00 河口部の土砂移動

田中　仁（東北大学大学院工学研究科　教授）

Ｂコース（海岸・港湾）

８月２日（木）

9:00-10:30 仙台海岸の発達と10^2〜3年のタイムスケールにおける海岸の環境変化

松本秀明（東北大学大学院理学研究科 助教授）

10:50-12:20　海食崖の侵食特性−福島海岸の例―

真野　明（東北大学大学院工学研究科 教授）

13:40-15:10 海岸堆積物の分析に基づく流砂系における土砂移動実態の推定

佐藤愼司（東京大学大学院工学系研究科　教授）

15:30-17:00 流砂系一貫の土砂管理による海岸保全

　　　　　　 鳥居謙一（国土交通省国土技術政策総合研究所　海岸研究室長）

８月３日（金）

9:00-10:30 広域土砂収支図作成の試み

　　　 栗山善昭（独立行政法人 港湾空港技術研究所海洋・水工部 漂砂研究室長）

10:50-12:20 長期的汀線形変化予測と侵食対策　

　 高木利光(株式会社アイ・エヌ・エー　海岸部次長)　

13:40-15:10 河川土砂採取の規制関連法と東北地方における河川の現状

神崎　彰（国土交通省東北地方整備局　河川管理課長）　

15:30-17:00 仙台海岸の土砂動態

澤本正樹(東北大学大学院工学研究科 教授)