Aコース 河川・水文 行事コード:6029
Bコース 海岸・港湾 行事コード:6030
1. 主 催: 土木学会(担当:水工学委員会,海岸工学委員会)
2. 共 催: 土木学会西部支部
3. 期 日: 2007年8月28日(火)〜29日(水)の2日間 (A,Bコース並行開催)
4. 場 所: 九州大学筑紫キャンパス 総合研究棟 筑紫ホール および 共通管理棟大会議室(福岡県春日市春日公園6−1)
(1) JR博多駅から
鹿児島本線大野城駅(快速電車停車駅)下車(博多駅から10〜15分程度),徒歩5分.
(2) 西鉄(私鉄電車)天神駅から
西鉄天神大牟田線白木原駅下車(天神から,所要時間25分程度),徒歩15分.
(3) 福岡空港から
地下鉄博多駅下車(福岡空港から5分程度),JR鹿児島本線に乗り換え.
地下鉄天神駅下車(福岡空港から10分程度),西鉄天神大牟田線に乗り換え.
(4)自家用車を利用の場合
春日公園側の 春日門 からのみ入構可能です.
キャンパス平面図
5. 定 員: Aコース 150名,Bコース 150名
6. 受講料: 1コースにつき1名
一般 (社会人) 16,000円
学生・院生 13,000円
*いずれのコースも受講料に、講義集代(6,500円)が含まれています.
7. 申込方法: 下記のいずれかの方法でお申込下さい
(1) 土木学会ホームページ: http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp から
(2) FAX: 学会誌巻末に掲載されている「本部行事参加申込用紙」をご利用下さい.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
8. 申込に関するお願い:
(1) 当日の受付は非常な混雑が予想されるため,参加費の当日払いはご遠慮下さい.
請求書類を発行しますので、銀行振込または郵便振替による支払いをご指定下さい.
(2) 申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.
締切日以降の事前受付は致しませんが,定員に余裕があれば行事当日会場にて受付します.
(3) 申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに 研究事業課(行事受付係:03-3355-3559)へご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きます ので予めご了承ください.
(4) 申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断りします.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
9. 申込締切日: 2007年8月14日(火)【必着】
10. 講義集の販売について:
残部がある場合には,土木学会図書販売係にて研修会終了後,講義集を販売致しますので, 以下のいずれかの方法でお申込をお願いします.なお、印刷部数に限りがございますので, ご注文に応えられない場合はご容赦下さい.また,図書販売係では事前予約の受付は致しません.
(1) FAX: 学会誌綴り込み「土木学会図書の購入注文書」
(2) メール: http://www.jsce.or.jp/publication/
注)会場では現金販売いたします. 価格:A Bコース共に 1冊 6,500円(税込)
11. 問 合 先: 土木学会研究事業課・岩西 伸介(TEL:03-3355-3559)
近年大規模な水害が頻発しています.特に九州においては,2005年宮崎水害に続き,2006年には鹿児島県を中心に大規模な水害が発生しました.宮崎では水害後,水害に強い街づくりについて検討が進められ,2006年8月には「水害に強い地域づくりのありかたについて」提言がなされ,きわめて先進的で実践的な取り組みが実施されています.一方,昨年大規模な水害となった川内川では,災害復旧にあたり輪中堤方式を取り入れるなど,多様な災害復旧方式が採られ,新しい時代に対応した河川整備が始まろうとしています.しかしながら,多様な治水方式に対する経験が乏しい,河道浚渫してもすぐに川幅が縮小する,景勝地での災害復旧のあり方や合意形成手法が確立していないなど復旧に関しての課題が多いのも現状です.
今年のテーマは近年の水害の特徴を吟味するとともに,取り上げられることが少ないが重要なテーマである「水害後」に着目し,「近年の水害と復旧」というテーマについて最新の知見や技術について紹介して頂くよう,下記の講師の方々にお願いしています.
(講演題目は仮題,講演順も未定ですので,今後変更されることがあります.)
1. | 災害に対して無防備となる日本の都市と地域−明日への投資を怠るなかれ− | |
九州大学 小松利光 | ||
2. | 宮崎における総合的な防災システム | 宮崎大学 杉尾哲 |
3. | 川内川水害と災害復旧 | 九州地方整備局 光成政和 |
4. | 佐賀の伝統的治水技術 | 佐賀大学 大串浩一郎 |
5. | 水害危機管理システム | 熊本大学 大本照憲 |
6. | 川幅縮小のメカニズムと復旧 | 国土技術政策総合研究所 藤田光一 |
7. | 災害復旧と環境の保全 | 九州大学 島谷幸宏 |
8. | 捨石河川構造物の水理特性 | 神戸大学 道奥康治 |
20世紀後半のコンピュータの出現は科学技術の有様を大きく変容させました.海岸工学の分野でも例外ではなく,これまでにも多くの数値計算モデルが開発・改良され,調査・研究のみならず計画・設計などの実務においてもそれらの有効利用が積極的に進められて来ました.特に最近ではパソコンの大容量化・高速化に伴い,かつては不可能であった高解像で高精度な数値計算が比較的容易に実施できるようになりました.沿岸域の防災・環境・利用あるいは沿岸域の諸施設の計画・設計・施工・管理・運営等のあらゆる段階において必要な気象・海象・地象に関する情報が,机上で容易に計算でき,それらの情報を様々な形で有効利用できる日は近いと思われます.そこで本研修会では,海岸工学における数値計算とモデリングをテーマに,最近の数値計算の技術や有用な知見をご紹介して頂くよう,下記の講師の方々にお願いしております.
(講演題目は仮題,講演順も未定ですので,今後変更されることがあります.)
1. | 局地気象モデルの水工学分野への応用 | 神戸大学 大澤輝夫 |
2. | 海洋循環モデルとデータ同化 | 九州大学 広瀬直毅 |
3. | エスチャリーの流れのシミュレーション | 九州大学 矢野真一郎 |
4. | 海浜変形機構に即した沿岸域外力場のモデリング | 東京大学 田島芳満 |
5. | オイラー表記に基づく自由表面流体解析モデル | 名古屋大学 川崎浩司 |
6. | 粒子法による数値造波水槽の構築 | 京都大学 後藤仁志 |
7. | ブシネスクモデルによる波浪変形計算 | 港湾空港技術研究所 平山克也 |
8. | 波浪・地盤・構造物の相互作用に関する数値シミュレーション | 港湾空港技術研究所 鈴木高二郎 |