平成18年度土木学会会長特別委員会

第94代会長 濱田 政則

第94代会長 濱田 政則

良質な社会資本整備と土木技術者に関する提言(最終報告)

 土木学会では、平成17、18両年度にわたり会長提言特別委員会を組織して、公共調達システムのあり方と土木技術者および土木学会の役割を検討した。
平成18年度は平成17年度の提言に基づき、公共調達制度に関する調査研究の推進の方法、倫理規定の実践、土木学会の技術者資格制度の社会的定着、および社会とのコミュニケーションなど土木学会と会員の具体的なアクションプログラムをまとめた。



自然災害軽減への土木学会の役割

本特別委員会では、自然災害軽減に関して土木学会が今まで果たしてきた役割を点検するとともに、近年の自然災害の現状を分析し、それらが提起した社会的課題と技術的課題を明らかにした。これらの調査分析結果を踏まえて、土木学会が自然災害の軽減に向けて今後果たすべき役割を示した。



土木の未来・土木技術者の役割

本報告は、土木界を取り巻く国内外の状況を、これまでに学会内外で検討されてきた結果も踏まえて改めて分析し、「土木界と土木技術者が果たすべき役割」を示して、そのために必要な土木技術者の資質を記述したものである。
さらに土木技術者がその役割を果たし、また必要な資質を獲得するために、土木学会が担う役割を示している。
本報告をとりまとめるにあたり、報告書素案を2回にわたり学会ホームページに掲載し、600名を越える会員より寄せられた真摯な意見を報告書に反映した。

会長プロフィール


Last Updated:2008/04/23