平成12年度 コンクリート委員会 第1回常任委員会 議事録
 
日時:平成12年4月21日(金) 15:00−17:50
場所:弘済会館4F会議室:菊・西
出席者:魚本委員長、二羽幹事長
    石橋(代理小林)、上田、梅原、岡沢、堺(代理吉田)、阪田、竹田(代理村山)、
    田辺(代理木全)、辻、富沢、富田、檜貝(代理中村)、前川、松岡、丸山、宮川、宮本、
    山本、渡辺の各委員、宇治、島、大津、河野の各幹事、小野寺(事務局)[全26名]
配布資料
1−0  議事次第
1−1  平成11年度第6回常任委員会・議事録(案)
1−2  平成12年度コンクリート委員会名簿
1−3  平成12年度コンクリート委員会/常任委員会委員連絡票
1−4  平成12年度土木学会全国大会研究討論会企画
1−5  示方書「維持管理編」資料
1−6  セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する当面の措置について
1−7  平成12年度 コンクリート常任委員会・日程  
1−8  平成11年度コンクリート委員会 会計報告 
1−9  平成12年度コンクリート委員会・予算(案)
1−10 平成12年度土木学会・コンクリート委員会小委員会一覧
1−11 耐久性データベース小委員会委員構成案
1−12 高強度人工骨材コンクリート調査研究小委員会委員構成
1−13 示方書改訂小委員会ダム編改訂作業部会委員構成
1−14 コンクリートのコールドジョイント問題小委員会協力委員の追加について
1−15 コンクリート委員会・3種委員会公募申込み
1−16 委員会関連の規準類における参考文献の取り扱いについて
1−17 ポルトランドセメント中の塩化物イオン量の規格値改正に関する意見照会に対する回答
1−18−1 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針
1−18−2 同 に対する意見に対する対応
1−19−1 コンクリート構造物補修用材料の分類表
1−19−2 コンクリート構造物補修用有機系ひび割れ注入材の試験方法
1−19−3 同 に対する意見回答書
1−20−1 トンネルコンクリート施工指針案概要
1−20−2 トンネルコンクリート施工指針(案)目次
1−20−3 同 に対する意見回答書
1−20−4 トンネルコンクリート施工指針(案)
1−21−1 コンクリート構造物におけるコールドジョイント問題と対策目次(案)
1−21−2 同 序文
1−22 出版物の在庫処分について
1−23 環境負荷低減型土木技術とその応用のためのガイドライン素案
1−24 コンクリート構造物の耐震性能照査
1−25 NDT-CE2000プログラム
1−26 英文コンクリートライブラリー編集小委員会委員構成
参考資料:コンクリート標準示方書[維持管理編]
回覧資料:「コンクリート構造物におけるコールドジョイント問題と対策(案)」

(司会:二羽幹事長)
1.委員長挨拶 奥村委員から渡辺委員への交代と宇治新幹事の紹介が併せてなされた。
2.前回議事録の確認
 資料1−1により平成11年度第6回常任委員会の議事録(案)が幹事長より説明され承認された。
3.報告事項
(1)資料1−2,1−3によって、H12年度の委員の新任・変更などについて提案が有り、承認された。
(2)資料1−4により全国大会研究討論会の申し込みについて紹介があり、トンネル委員会などからの申請状況も踏まえて、実施案詳細は幹事会で検討することで承認された。
(3)資料1−5及び参考資料によって宮川委員から示方書「維持管理編」の紹介があった。4/28の改訂小委員会での意見に加えて常任委員の意見も検討するため、5/8までに意見があれば宮川委員へ回答することになった。
(4)資料1−6について委員長より経過説明があり、現状の事例等について討議がなされた。その結果、セメント協会でのデータなどについて、富田委員に幹事会で説明の上、次回の常任委員会で報告を検討願うことにした。
(5)その他
(a)阪田委員より、示方書施工編改訂部会の経過報告があった。
(b)同じく阪田委員より、来年San Joseで開催される日加の土木学会主催の国際会議の論文募集について締切の延長も含めて紹介があった。
(c) 丸山委員より、303委員会主催の講習会の報告が行われ、併せて資料1−24が配付された。
4.審議事項
(1)資料1−7により、本年度の常任委員会の日程が提案され、承認された。
(2)資料1−8により平成11年度の会計報告がなされ、承認された。
(3)資料1−9により平成12年度の予算案が提案され、梅原委員から提案のあったトンネルコンクリート施工指針作成小委員会の経費を考慮することを含めて承認された。
(4)資料1−10により平成12年度のコンクリート委員会の小委員会が報告され、資料1−11,1−12,1−13,1−14の委員の交代、追加が承認された。また、前川委員より資料1−26により203委員会の委員の交代とISO対応特別委員会が前川委員から坂井(東工大)先生に交代したことも報告され承認された。
(5)資料1−15により中村代理委員から第3種委員会の提案があり、新たに322委員会として設置が承認された。
(6)資料1−16により河野幹事から、規準類における参考文献の取り扱いについて、幹事会からの提案がなされた。種々審議を行ったが、結論をみることはできず、次回以降に延長審議となった。
(7)幹事長より、コンクリート技術シリーズのA4版化について提案があり、次に出版が予定される分から実施することが承認された。
(8)資料1−17ISO/TC74国内審議委員会への回答の内容について紹介があり、承認された。
(9)丸山委員より、資料1−18−1,1−18−2により連続繊維補修補強指針についての提示があり、試験法に(案)を付けること、繊維目付け量に対する適用範囲を明示することなどの審議がなされた。内容を再度検討し、4月末までに新たな意見などがあれば、丸山委員まで連絡することになった。
(10)宮川委員から、1−19−1,1−19−2により、土木学会規準試験方法案の提案がなされた。この内容が12月に予定されている305委員会の技術シリーズの報告書に記載予定であるため、資料1−19−3の回答書により5月19日までに意見を回答することになった。
(11)資料1−20−1,1−20−2,1−20−4により、梅原委員からトンネルコンクリート施工指針(案)の提案が有り、早期脱型の問題点などが審議された。そして、8月に講習会が予定されているため、資料1−20−3の回答書により5月12日までに意見を回答することになった。
(12)資料1−21−1,1−21−2により、山本委員からコールドジョイント問題委員会の報告書の内容について紹介があった。原案については、5月末までには委員に送付し、6月中旬までに意見回答を実施し、次回の委員会で議了することが提案され承認された。そして、トンネルコンクリート施工指針委員会と合同で、8/3(東京)、8/9(大阪)、8/25(福岡)で講習会を開催することも承認された。
5.その他
(1)河野幹事より、出版委員会でコンクリート示方書施工編13年度版の企画書が了承されたとの報告があった。なお、示方書性能照査型が9000部の残部があるので、販売を努力するようにとの意見も呈されている。次に資料1−22の出版物の在庫処分の今後の方針について紹介された。
(2)資料1−23が梅原委員より紹介された。
(3)資料1−25の紹介が委員長よりなされた。
(4)次回の常任委員会は、平成12年6月23日(金)JCI大会最終日の17:00-19:00にJCI大会会場内で行う。

                                               以上