議事
1.委員長挨拶
2.前回議事録の確認
河野幹事より資料5−1で説明があり,平成12年度第4回委員会の議事録(案)が予め送付後の修正を含めて承認された.
3.報告事項
(1)学会賞の推薦
二羽幹事長より資料5−2により説明と紹介があった.常置委員会からの推薦は委員長一任が提案され承認された.
(2)平成13年度全国大会関連
島幹事より資料5−3により説明があった.これに対して,セッション名の変更について修正が指摘され,「構造設計」と「海洋コンクリート」が復帰すること,英文名の確認等が提案された.また,共通セッションについてはコンクリート委員会からは提案せず,希望のある方はオーガナイザとなることを前提に,提案するようにお願いすることで承認された.さらに,研究討論会のテーマについても提案依頼がなされた.
(3)示方書出版関係
資料5−4−1,5−4−2により河野幹事より説明があり,改訂作業が全て来年中に終了すると,講習会時期も平成14年1月頃には開催可能な作業行程であることが紹介された.これについて,改訂小委員会での審議状況の説明が前川委員よりなされた.
基本的には,ここで確認されたスケジュールで進め,詳細は示方書改訂委員会の幹事と常任委員会幹事で調整しながら進めることで承認された.また,これに関連して辻委員よりISO案の作業状況も紹介された.これについての関連資料も示された.
梅原委員より示方書の発刊と講習会の講習時期について問い合わせがあり,示方書はなるべく一緒に発刊,ただし出来たものから平成13年中の発刊も認める.そして,ライブラリーは合本で,講習会は合同で開催という案が提案され合意された.
(4)施工編での六価クロムの取り扱いに関する検討結果
資料5−5について,河野幹事より説明があり,施工編改訂への方向性が確認された.
(5)コンクリート部門土木技術者資格試案
資料5−6−1,5−6−2により渡辺委員より説明があり,作業進行の状況が報告された.これに関連したISOで溶接協会での動向が辻委員より紹介がなされた.
(6)アジア学協会連合協議会TC設立の件
資料5−7により二羽幹事長より紹介があった.
(7)その他
1)314委員会の活動について鈴木委員より,平成13年6月21日にシンポジウムを開催することが紹介された.
2)305委員会の講習会が12月5日に無事終了したことが,宮川委員より紹介された.なお,講習会テキストは参考資料の2として配布された.
3)EN206について山本委員から説明があり,今後示方書との摺り合わせの必要性と内容についての今後の検討の方向が指摘された.さらに,辻委員から追加のコメントがなされた.
4.審議事項
(1)示方書講習会本部・支部開催の要領
資料5−8により島幹事から講習会開催申し合わせ案の提案があり,承認された.
(2)自己充填型高強度高耐久コンクリート(超高性能コンクリート)設計・施工指針(案)について
資料5−9−1,5−9−2について前川委員より概要説明がなされた後,出頭オブザーバーから修正の内容説明がなされ,宮川委員,梅原委員,山本委員からの質問を考慮することで承認された.指針の修正は来年1月末には脱稿の予定であるので,それを常任委員に送付し,検討を依頼すること,さらには講習会の案と指針の出版予定が審議され承認された.
(3)高強度フライアッシュ人工骨材を用いたコンクリートの設計施工指針(案)について
資料5−10−1,5−10−2,5−10−3,5−10−4により梅原委員より説明があり委員の交代,概要,指針案が提案された.そして,意見回答書を1月15日までに提出することが提案された.これについて,二羽幹事長より,指針の背景となっている資料について質疑があり,付録等で対応を検討することが承認された.また,適用範囲の指摘が丸山委員及び上田委員よりなされ,これも対応する方向で検討することで承認された.この議論から参考資料の送付が決定され,それを1月15日までに行い,意見回答書は2月5日までに返送することに修正された.
さらに,山本委員からここで提案されている骨材について質疑があり,この指針で意図した骨材の製品が製造できることを明示するように提案があった.さらに,辻委員よりJIS規格でのフライアシュの種類についても質疑があった.
(4)日本学術会議「平成13年度第45回材料研究連合講演会」実行委員の推薦
資料5−11について,梅原委員から説明があり,推薦を梅原委員に一任することになった.
(5)その他
5.次期委員長選挙
二羽幹事長より内規の説明の後に,第1次選挙(郵送分)の結果を開票し,投票総数34票で魚本現委員長が過半数を獲得したことが報告され,委員長として再任された.
6.その他
次回の常任委員会は平成13年3月1日(木)15:00−17:00に開催する.
以上