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土木史研究のてびき このたび土木史研究委員会は、『図説近代日本土木史』(鹿島出版会、2018)を刊行しました。日本ではもちろんのこと、おそらく世界でも初めての土木史図説です。この出版により、土木史教育のさらなる充実が期待されるところですが、土木史という学問を発達させるためには、教育だけでなく、研究も推進する必要があります。 近年、文明社会のあるべき姿を歴史から展望する論説が増えると共に、歴史を活かしたまちづくりや土木遺産への注目も高まるなど、土木史研究のニーズは確実に高まっています。また、そもそも土木史分野には手つかずの研究課題が多く、今後新たな学術的発見が生まれる可能性が大きく残されています。 以上の点を踏まえ、このたび新たに『土木史研究のてびき』を作成しました。土木史とはどのような学問なのか、優れた研究は他と何が違うのか、最低限押さえておくべき土木史研究の作法とは何かなど、研究を進める上での留意点を、わかりやすく解説したつもりです。 これで、土木史初学者用の教材と研究てびきは、一通り揃ったことになります。これらを通して、土木史研究の輪が広がり、学問としての魅力が一層高まっていくことを期待したいと思います。 北河大次郎 |
目次
2.代表的な既往論文について (準備中)
3.研究の方法
2)土木遺産 (準備中)
3)工学的解析 (準備中)
4)まちづくり (準備中)
4.土木史研究の活かし方 (準備中)
付録 ・土木史研究の動向 (準備中)
・土木史研究の系譜 (準備中)