第17回土木史研究発表会 | |
日時 | 1997年6月12日〜13日 |
会場 | 日本大学 |
論文題目 | 著者名(所属)・連名者名 | KeyWords |
審査付論文 |
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道路橋鋼構成桁の歴史的調査 | 五十畑弘(NKK)・綿引透・榛澤芳雄 | 橋梁史、鋼道路橋、合成桁、プレストレス |
中国における歴史的アーチ石橋の損傷、補修に関する考察 | 阿久根芳徳(大福コンサルタント)・吉原進 | アーチ石橋、技術史、損傷、補修 |
地方史を通してみた旧長六橋の評価について | 戸塚誠司(熊本大)・小林一郎 | 橋梁史、近代土木遺産評価、タイドアーチ橋、昭和初期、熊本市 |
明治期埼玉県の煉瓦造・石造水門建設史 | 是永定美(日大理工) | 河川構造物、明治期、煉瓦造、石造、水門 |
明治21(1888)年新潟県出雲崎港で江戸時代の築堤や造船技術を応用し成功した海底油井掘削に関する研究 | 鈴木哲(新潟大)・鈴木豊吉 | 海底油井掘削、築堤技術、木造船技術 |
日本最初の東京日比谷地下自動車駐車場都市計画決定及び建設経緯 | 堀江興(新潟大) | 東京、日比谷、地下駐車場、都市計画決定、日本道路公団 |
明治期の神戸における市街地設備の事業手法の研究 | 小原啓司 | 明治期、市街地整備手法、地主施工 |
帝都復興事業における共同溝敷設計画と施工例に関する研究 | 鈴木悦郎(日大理工)・三浦裕二 | 帝都復興、共同溝、山田博愛 |
関東大震災後の旧江戸城石垣の復旧に関する研究 | 新谷洋二(日大理工)・岡松泰弘 | 江戸城、石垣、関東大震災 |
The Locomotives of the Saint-Etienne & Lyon Railway : Design,Construction and First Uses(1825-1835) | Ichiro KOBAYASHI(Kumamoto-U)・Michel COTTE | First French railway,Locomotives,Tubuler boiler,Marc Seguin |
明治期における神通川の改修計画に関する考察 -高田雪太郎とデ・レーケの資料から- | 市川紀一(中部九州道路メンテナンス梶j | 明治時代、河川改修、高田雪太郎、デ・レーケ |
三角州地帯における分派川と放水路に関する研究 | 岩屋隆夫(東京都労働経済局農林水産部農地緑生課) | 水害、締切、分流 |
水害防備林の再興に関する一考察 | 大熊孝(新潟大) | 氾濫受容型治水、超過洪水対策、水害防備林 |
自由投稿論文 |
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THE JAPAN MAIL 米英橋梁論争(4) -American versus English Bridge Contovesy in The Japan Mail (4) | 月岡康一(川崎重工梶j・小西純一 | 明治、鉄道橋、新聞 |
日本の長大トラス橋 | 藤井郁夫(鞄結櫁c骨橋梁) | 日本、トラス橋 |
阿武隈川における橋梁の変遷に関する研究 | 堀部太郎(日大工院)・藤田龍之・知野泰明 | 明治・大正・昭和、技術史、橋梁 |
明治末期における岐阜県下2つの水力発電用水路橋について -湯之洞水路橋(美濃市)と旅足(たびそこ)川水路橋(八百津町)- | 山根巌(大日コンサルタント梶j | 明治時代、煉瓦及びRCアーチ橋、湯之洞及び旅足川水路橋、安藤光太郎、大藤高彦 |
愛媛県保内町における旧橋の調査と修復について | 菊地良治(愛媛県保内町役場)・赤坂俊彦 | 昭和初期、補修補強、橋 |
震災復興橋梁における細部構造デザイン手法の比較研究 | 渡辺明子(干ルメック)・窪田陽一 | 震災復興、橋梁史、構造デザイン |
幌内鉄道プラットトラスと旧大谷川橋梁に関する研究 | 河野哲也(北海道教育大)・今尚之・佐藤馨一 | truss bridge,Horonai Railway,Tobu railway |
近代土木遺産調査についての報告 | 榛澤芳雄(日大理工)・新谷洋二・岩崎祐次・小山茂 | 近代土木遺産、戦前 |
「斜め堰」の歴史的・河川工学的研究 -磐城小川江筋取水堰をケーススタディとして- | 遠藤光一(福島県相双建設事務所) | 斜め堰 |
岡山の農業用水門 -児島湾干拓地と高梁川水系の用水路に残る土木遺産群- | 馬場俊介(岡山大)・樋口輝久・石原盛人 | 水門、干拓、用水、土木遺産、花崗岩 |
庄内河口の放水路建設 -明治期の放水路建設の経緯と評価- | 安達實(金沢大院)・三宅邦彦・北浦勝 | 明治期、治水、庄内放水路 |
絵図・字限図を用いた 旧二本松町における土木史的景観の復元 | 狩野勝重(日大工) | 二本松城下、町割り、用水路、往還 |
土木と芸術の際 | 吉原不二枝((株)エース) | 土木計画、土木構造物、芸術性 |
電力土木の歴史-第2編 電力土木人物史(その5) | 稲松敏夫(稲松技術士センター) | |
ピラミッド管見 -その底辺と傾斜角について- | 岩崎宏 | 土木史一般、ピラミッド、計測単位 |
インターネットで運用する九州歴史的近代橋梁の画像データベースの構築 | 田島剛之(大日コンサルタント(株))・岡林隆敏・野見山哲典 | インターネット、道路橋梁、画像データベース |
東京湾における沿岸形態の沿革に関する考察 | 和野信市(東京都東京港湾建設事務所)・牧野一正・榛澤芳雄 | Tokyo Port,Upright Seawall,Gentle Sloping Revetment,Biodiversity |
新聞資料にみる小樽港防波堤建設事業と水面埋立事業の経緯 | 原口征人(北海道大)・今尚之・佐藤馨一 | 小樽築港、新聞資料、明治期 |
直木倫太郎における東京築港計画 | 寺中啓一郎(日大工)・大野克也 | 東京湾、港湾計画、河口改良、明治期 |
近世以降における渡良瀬川舟運に関する一考察 | 福島二朗(足利工大) | 河川交通、運輸、近世〜近代 |
河川舟運の衰退と鉄道網形成との関係に関する一考察 | 藤井三樹夫((株)水環境研究所) | 明治中期、呈す移行時、鉄道網の形成 |
前方後円墳の設計理念と使用尺度 | 須股孝信((株)建設技術研究所)・坪井基展 | 戦法後円墳、古代土木設計の理念、尺度 |
荒井猫田遺跡の発掘調査から | 高橋博志((財)郡山市埋蔵文化財発掘調査事業団) | 中世前期(鎌倉時代)、道路跡、町屋 |
仙台大年寺地域の現況調査について | 松山正將(東北工大)・花渕健一、菊池清文・佐伯吉勝・高橋則雄 | 土木史一般、仙台藩、大年寺、黄檗宗、寺域現況複合図 |
江戸における城下町の都市設計 -町割の規範と街道・水系の関係- | 阿部貴弘(東京大院)・篠原修 | 江戸、町人地、都市設計、地形・水系 |
大阪城石垣築造に関する現地調査の結果と考察 | 西田一彦(関西大)・佐々木良作・中村博司・玉野富雄・溝口昭二・小野諭 | 地盤特性、石垣遺構、裏込め石 |
徳川期大阪城石垣築造時の岡山県牛窓町前島石切丁場遺跡調査 | 渡辺武(大阪城)・天野光三・西田一彦・高山雅之・中村博司・森毅 | 大阪城、石切丁場、刻印 |
昭和の大阪城復興天守閣の基礎構造について | 天野光三(大阪産業大)・佐崎俊治・渡辺武・北川央・落合東興・川崎勝巳 | 大阪城、天守閣、基礎構造 |
橋梁技術史上における甲突川五石橋の位置づけ | 吉原進(鹿児島大)・迯目英正・奥田朗 | 甲突川五石橋、アーチ石橋、技術史、技術と美 |
我が国の石造アーチ橋の発展と岩永三五郎、阿蘇鉄矢の事跡 | 迯目英正(ほつま土木計画)・長谷場良二・奥田朗・吉原進 | 石造アーチ橋、甲突川五石橋、岩永三五郎、阿蘇鉄矢 |
甲突川五石橋の建設と背景 | 内山一則(鹿児島県)・奥田朗・吉原進 | 石造アーチ橋、甲突川五石橋、薩摩藩史、御門、擬宝珠 |
甲突川五石橋の取り扱いに関する歴史的経緯 | 長谷場良二(鹿児島県)・奥田朗・吉原進 | 石造アーチ橋、甲突川五石橋、歴史的変遷、遺産保存活用 |
甲突川の治水史・流域特性の変化と五石橋 | 牟田神宗征(鹿児島県)・奥田朗・吉原進 | 治水史、8.6水害、石橋 |
甲突川5大石橋群に見る治水システム | 吉村伸一(横浜市) | 1845〜49年、石橋、統合治水 |
戦前における路面軌道から地方鉄道への転換と東京の拡大への影響に関する一考察 | 為国孝敏(足利工大)・松本崇・中川三朗 | 路面軌道、東京の拡大、影響分析 |
戦後における東武鉄道と日光、鬼怒川地域の観光との関連についての史的考察 | 益子輝男(足利工大院)・為国孝敏・中川三朗 | 東武鉄道、観光地開発、日光、鬼怒川温泉 |
戦前における道路有料化の試みに関する研究 | 本田あゆこ(東京大院)・森地茂 | 戦前、有料道路制度、整備思想 |
山岳トンネル方式の歴史と長尺先受け工 | 二宮正(Obayashi CO.,) | rock-tunneling history,forepilinf,jet grouting |
旧国鉄路線・網走線と名寄線の施行順位の交替比較 | 横平弘(道都大)・小池則満 | 土木史一般、鉄道路線、明治大正期 |
1950(昭和25)年ジェーン台風による紀の川の洪水について | 小池一臣(和歌山工高専)・寒川典昭 | 紀の川、ジェーン台風、洪水 |
1954(昭和29)年梅雨前線・台風による紀の川の洪水特性 | 寒川典昭(信州大)・小池一臣・小原健作 | 紀の川、梅雨前線、台風 |
河川環境行政の歴史的変遷と自然回復型河川工事への提言 | 松崎浩憲(東京大院)・玉井信行 | 多自然型川づくり、河川環境、生態系 |
秋田藩の近世期資料から見た水利・治水技術 -米代川支川小猿部川三村堰普請日記について- | 堀野一男(秋田大) | 秋田藩、堰普請、水利技術史 |
「治水総論」に見る堤防の構造 | 中島秀雄(応用地質(株))・間宮清 | |
治水と文化財の調整 -甲突川の場合- | 奥田朗((財)先端建設技術センター) | 治水計画、文化財、石橋、調整 |
甲突川の水理と五大石橋の現地保存 | 北畠清仁(鹿児島県) | 河川、石橋、保存 |
8.6水害に対する甲突川の治水対策及び石橋保存対策 | 知識博美(鹿児島県)・奥田朗・牟田神宗征 | 8.6水害、石橋、分水路 |
石橋保存の治水面からの考察 -流域づくりに視点をおいた、多自然化時代の治水 | 上野敏孝(かごしま防災文化フォーラム) | 甲突川、Storm Water Manegement |
西田橋の築造技法と改変状況 -解体調査結果から- | 長谷場良二(鹿児島県)・関晃・吉原進 | 石造アーチ橋、西田橋、築造技法、改変状況 |
鹿児島甲突川の五大石橋論争:過去・現在・未来 -撤去に至る概括的経緯- | 伊東孝(日大理工) | 五大石橋、移築復元、論争 |
甲突川最後の五大石橋、西田橋解体の政策決定の経緯 | 向原祥隆(訴訟原告団) | 西田橋、行政手続き、市民運動 |
河頭太鼓橋の歴史的意義と岩永三五郎 | 原口泉(鹿児島大) | 河頭太鼓橋、岩永三五郎、歴史的価値 |
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