平成13年度 全国大会改善に関するアンケート集計結果(回答数 312人)
アンケートへの御協力ありがとうございました。熊本大学で実施された平成13年度全国大会で多くの方から回答をいただきました。アンケートの集計結果を報告致します。
(1) 年 齢
(2) 会員種別
(3) 講演・聴講
(2) 印刷版講演概要集は今後とも購入しますか?
(3) CD-ROM版概要集は使いやすいですか?
(4) CD-ROM版概要集の検索機能は使いやすくなりましたか?
(1) 講演申込みにWEBシステムを採用して良かったですか?
(2) 使いやすかったですか?
(3) PDF形式の採用についてはどうでしたか?
他の形式
MS-Word |
PS(ポストスクリプト) |
画像テキスト |
HTML |
5人 |
1人 |
1人 |
1人 |
(4) 改善が必要である点はどこですか?
(5) 電子手続きができると便利だと思うものはどれですか?
その他の意見
(1) 講演者と聴講者の区別の廃止について
(3) 学生会員と一般会員の料金差については如何ですか?
意見:a.学生会員の参加を促すため,学生参加費をもっと安くして良い.極端な話と
して,無料でもよい.これからの若い技術者を育てるためには必要と思う.
b.学生を安く,一般も安く.
c.学生は無料,一般会員は現在よりも安くすべき.
d.学生の料金を知らないので,よくわからない.
(1) 情報提供の方法として,どのメディアをよく見ますか?
(2) 学会誌における全国大会の情報提供は十分ですか?
(3) WEBにおける全国大会の情報提供は十分ですか?
(4) 全国大会の存在意義について
(5) 全国大会のあり方についてあなたのご意見をお聞かせ下さい.
1).CD-ROM版講演概要集の構成等の改善提案について
(意見)
「もう少しわかりやすい説明が欲しい」等,構成に関する意見 |
21人 |
「連続印刷をわかりやすく」等,印刷に関する意見 |
18人 |
「CD-ROM化なら,枚数を増やして欲しい」等,仕様に関する意見 |
14人 |
「印刷版かCD-ROM版か選択できるように」等,全般に関する意見 |
13人 |
「全文の単語検索が欲しい」等,検索に関する意見 |
13人 |
「できれば紙版に戻して欲しい」等,印刷版に関する意見 |
9人 |
「印刷で文字化けが生じる」等,PDF作成に関する意見 |
8人 |
「操作に問題がない」等,概要集が良いという意見 |
2人 |
(回答)
・ 印刷版概要集に関しては,学会誌やホームページ上でお知らせしているように,平成14年度大会から廃止することとなりました.今後は,CD-ROM版概要集のみとなります。
・ CD-ROM版講演概要集は現在2枚構成で,講演者ならびに事前登録聴講者の皆様に送付させていただいております。CD-ROMが3枚以上に増えた場合には,収納ケースの変更等によりCD-ROM版概要集製作コストの増加が生じてしまいます.したがって,現時点ではCD-ROM2枚に全ての投稿論文を掲載するため,1編あたりのPDFファイルの大きさを500kBに制限させていただいております.
・ 2ページに収容しきれない研究成果やビジュアル的な情報などは,原稿内にURLのリンク先を表示する等により,別途情報の提供をしていただくような工夫をしていただくと有効ではないかと思われます.
・ 印刷時の文字化け等は,オリジナル原稿作成時に機種依存型フォントを使用していることが大きな要因と考えられます.対策としては,使用フォントの制限やPDFファイル作成時の注意事項を原稿作成要領に記述しております.
・ 検索,一括印刷方法等に関しては,皆様の意見を反映できるように改善を図っております.今後とも,より使いやすいシステムに修正していきたいと考えております.
2).電子申込みの改善提案について
(意見)
「MS-Word形式も可として欲しい」等,ファイル形式に関する意見 |
29人 |
「電子申込みなら,もう少し締切を遅く」等,全般に関する意見 |
15人 |
「記入が何ページにもなり,チェックしにくい」等,仕様に関する意見 |
15人 |
「PDFの容量が少ない」等,容量に関する意見 |
8人 |
「容量が多くて印刷に時間がかかる」等,印刷に関する意見 |
6人 |
「ページが重く,アクセスしにくい」等,アクセスに関する意見 |
3人 |
「PDFは,Adobeのアクロバットが必要」等,変換ソフトに関する意見 |
1人 |
「投稿後の訂正が可能な形式が望ましい」等,修正に関する意見 |
1人 |
(回答)
・ ファイルの容量および論文の著作権保護の観点から,電子投稿する原稿は現在PDFファイルによる投稿に限定させていただいております.
・ 土木学会全国大会は7研究部門および共通セッション,研究討論会などから構成される巨大な大会です.したがって,電子申込みの時期については,投稿後のプログラム編成作業,所要セッション会場数の確保などに必要な日程を考慮すると,締切りを遅くすることは困難な状況となっております.
・ 電子申込み時の入力の省力化,申込み受付確認の自動返信メール等については,対応できるように現在検討しております.
3).全国大会のあり方について
(意見)
「年に一度のお祭り感覚・・・」等,全国大会の意義に関する意見 |
20人 |
「参加費を安く」等,参加費に関する意見 |
11人 |
「土木以外に解放を・・・」等,広報に関する意見 |
7人 |
「10分の発表時間は短い」等,時間に関する意見 |
6人 |
「申込みから発表までが長い」等,申込み時期に関する意見 |
4人 |
「研究討論会中心に・・・」等,研究討論会に関する意見 |
4人 |
その他の意見 |
17人 |
(回答)
・ 一般市民の方々に土木分野が社会へ貢献していることを知って頂くのも全国大会の大きな役割の一つと考えられます.そのため,これまで市民参加による特別講演会,全体討論会などを開催して参りました.現在,研究討論会への市民参加の可能性についても検討を進めております.すぐに一般の方々に,全ての研究討論会へ参加していただくというのは困難と思われますが,テーマなどによっては,市民参加を推進していく必要があると考えております.
・ CD-ROM版概要集と参加費を分けて参加費を安くして欲しいとの意見も多く見られました.ご存じのように平成12年度(東北大会)より,それまでの印刷版概要集の売上げと賛助金を主な収入源としていた収支構造を改め,大会に参加することで得られる情報を受益者負担という考え方で講演者と聴講者で負担していただくという収支構造に変更いたしました.もちろん,収支構造の変更と同時に,不要な支出を減らすことで将来的に参加費の低減を目指して努力しているところです.
・ 発表時間が短い,投稿論文数が多い,全国大会の意義等に関するご意見については,全国大会委員会で検討させていただき,より望ましい全国大会へと改善していきたいと考えております.