土木学会誌 January vol.92. 01. 2007


編集委員から
より魅力ある学会誌を目指して    天野玲子  
「魅力ある学会誌」のための誌面づくり  ―学会誌の変遷と不易を踏まえて―    藤井 聡  

会長の年頭の挨拶  濱田政則(土木学会 第94代会長)  

PHOTO REPORT
(1) 小樽港北防波堤 平成の改修 ―近代港湾工学の原点を探求―  
(2) 技術の粋を集め、北の大地に出現した日本最大級の複合ダム(忠別ダム) ―2006年3月30日より試験湛水開始―  
(3) EUの積雪厳寒地や米国に先行している面もある、北海道の道路防雪対策  
(4) 【緊急報告】深刻化するオーストラリアの大渇水 ―100年に1度の大干ばつ(オーストラリア水紀行)―  

この人に聞く
六花亭製菓(株) 代表取締役社長  小田 豊 さんに聞きました―口コミで広がったホワイトチョコ―  
旭山動物園 園長  小菅正夫 さんに聞きました―危機に瀕して、考えた―  

特 集
北の大地に見る次代の技術  ―初ものづくし“北海道”―

企画趣旨  
1. 北の大地に繰り広げられる“初もの”技術
開拓黎明期 近代土木工学の実験場
INTERVIEW    “初もの”を生む土壌  [語り手]佐藤馨一
石狩川流域の治水事業    ―湿潤原野を肥沃な平野に変える―  星  清
 
発展・充実期 寒冷地の技術から、日本の技術へ
1. 中谷宇吉郎先生と人工雪    若濱五郎
2. 弾丸道路のアスファルト舗装    石田 樹
3. EPS工法    ―発泡スチロールを利用した道路建設―    能登繁幸
 
現 在 期 世界基準の技術基地
1. 自動車テストコース    ―北海道発 世界基準の自動車開発―    寺口和広、山崎 功
2. 北海道から世界に先駆けた道路の雪対策    石本敬志
COLUMU:DMV
3. 高炉スラグと合体したビーライト系セメント
―北海道発世界基準の高強度・高耐久性コンクリート用セメントの開発―    名和豊春、吉田 行
 
2. 北海道・その風土、そして人びと
北海道の風土と技術開発    ―時間と空間の融合を目指して―  宮武公夫
寒冷地の技術者    佐伯 浩
 

ミニ特集
「技術者倫理」について考える  −土木における「誇り」と「社会理解」―  
第3回 「技術者倫理」の定着に向けて
1.「技術者倫理」を取り巻く環境変化    ―公共工事品質確保法、独禁法等―  山田邦博
2.「企業」での社会人教育    ―企業倫理の実態―
松田光弘、利穂吉彦、藤原章正
 

学生班の研究室へ行こう
第1回 東京工業大学 藤井研究室(計画系)
[取材者]川崎文義
 

モリナガ・ヨウのぶらっとぉ土木現場
JR新宿駅    モリナガ・ヨウ  

事故・災害
【緊急報告】深刻化するオーストラリアの大渇水
 −大干ばつは大陸を干上がらせる!?−  高崎哲郎
 

CEリポート わだい
パドマ河の架橋設計計画策定に参加して
―バングラデシュの悲願の実現に向けて―
藤野陽三、赤塚雄三、澁谷 實
 
進駐軍専用札幌スキー場の建設
−北海道における終戦直後の工事史−     真田英夫
 
四国の小さな町から発信するまちづくり
―地域住民・行政・学識経験者・専門家の連携による取組み―
花岡史恵、[取材者]笹尾圭哉子
 
泥炭性軟弱地盤上の道路建設
―道央圏連絡道路美原道路―
南 朋恵、[取材者]牛山育子、佐藤厚子
 

見どころ土木遺産
千葉県水道局 栗山配水塔  阿部貴弘  

Joker2号 大内雅博の当たらずといえども遠からず
第10回 日本の建設投資は多いのか?
―世界との比較    大内雅博
 

ステイトオブジアート
原子力土木委員会    加藤正進、当麻純一  

忙中ペンありパート2
第1回 土木工学者の精神
―丹保憲仁 北大前総長・土木学会元会長―    高崎哲郎
 

わたしの本棚
「崩れ」・「木」    [評者]家田 仁  

今月の新刊速報

土木学会の動き
理事会報告 平成18年度 第3回理事会 議事録  
委員会報告 ACECCの動き   −アジア域内の設計基準の調和に関するワークショップ−(2006年11月4日開催報告) 堀越研一  
ニュース
「複合構造に関する日韓ジョイントセミナー」が開催される/2006N.G. W. Cook Award に安原会員が受賞  
会告他
学会誌全般へのご意見、編集委員会への要望等




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