2010 年制定 エポキシ樹脂を用いた高機能PC鋼材を使用する プレストレストコンクリート設計施工指針(案)

目次


第一編:共通編

1章 総 則
 1.1 適用の範囲 
 1.2 本指針(案)で対象とするエポキシ樹脂を用いた高機能PC鋼材 
 1.3 設計耐用年数と維持管理
 1.4 環境および経済性
 1.5 用語の定義


第二編:内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線編

1章 ECFストランド
 1.1 一 般 
 1.2 ECFストランドの品質 
 1.3 ECFストランドの製造場所における取扱い,保管および運搬 
2章 設計に関する事項 
 2.1 一 般
 2.2 プレストレス力
  2.2.1 緊張材とシースの摩擦
  2.2.2 セット量
  2.2.3 リラクセーション 
  2.2.4 ヤング係数
 2.3 コンクリートとの付着 
  2.3.1 プレテンション鋼材に用いた場合の付着定着長
3章 構造物の耐久性に関する照査
 3.1 一 般
 3.2 ECFストランドの劣化による構造物の耐久性照査
4章 構造細目
 4.1 一 般
 4.2 偏 向 部
  4.2.1 曲げ半径
  4.2.2 偏向部の保護方法
 4.3 定着部
  4.3.1 定着部の保護方法
 4.4 被覆の保護
  4.4.1 ECFストランドを外ケーブルとして使用する場合
  4.4.2 ECFストランドを内ケーブルとして使用する場合
  4.4.3 ECFストランドを斜ケーブルとして使用する場合
5章 施 工
 5.1 一 般
 5.2 材 料
  5.2.1 ECFストランド
  5.2.2 定着具および接続具
  5.2.3 防錆材料
  5.2.4 シースおよび保護管
 5.3 運搬・保管
  5.3.1 運 搬
  5.3.2 保 管
 5.4 配 置
 5.5 定着具の組立および配置
 5.6 偏向具の組立および配置
 5.7 緊張作業
 5.8 ECFストランドを斜ケーブルで使用する場合
  5.8.1 工場製作ケーブルの配置
  5.8.2 サドル等の組立および配置
 5.9 ECFストランドを内ケーブルで使用する場合
  5.9.1 ポストテンションでの使用
   5.9.1.1 内ケーブルの配置
   5.9.1.2 シースの組立および配置
  5.9.2 プレテンションでの使用
   5.9.2.1 配 置
   5.9.2.2 定着具・接続具の組立および配置
   5.9.2.3 曲げ上げ設備
   5.9.2.4 緊張作業
 5.10 補 修
  5.10.1 一 般
  5.10.2 補修用材料
  5.10.3 補修方法
6章 検 査
 6.1 一 般
 6.2 材料の受入れ検査
 6.3 施工の検査
7章 工事記録
 7.1 一 般
8章 参考資料
 8.1 ECFストランドの品質
  8.1.1 リラクセーション
  8.1.2 被覆厚
  8.1.3 鋼材とエポキシ樹脂との密着性
  8.1.4 エポキシ樹脂被覆の連続性
  8.1.5 耐食性
  8.1.6 耐衝撃性
  8.1.7 付着型ECFストランドのコンクリートとの付着性能
  8.1.8 高温暴露の影響
 8.2 ECFストランド用粉体塗料の品質
  8.2.1 塗装試験鋼板
  8.2.2 被覆の外観
  8.2.3 鏡面光沢度
  8.2.4 耐食性(塩水噴霧試験)
  8.2.5 耐塩素透過性
  8.2.6 鉛筆引っかき値(硬度)
  8.2.7 耐衝撃性(デュポン式)
  8.2.8 耐裏打ち衝撃性
  8.2.9 耐カッピング性
  8.2.10 ガラス転移温度
  8.2.11 密着性
  8.2.12 耐水性
  8.2.13 耐薬品性
 8.3 ECFストランド用補修用塗料の品質
  8.3.1 塗装試験鋼板
  8.3.2 被覆の外観 
  8.3.3 鉛筆引っかき値(硬度)
  8.3.4 密着性 
  8.3.5 耐食性(塩水噴霧試験)
  8.3.6 耐水性
  8.3.7 耐薬品性
  8.3.8 エポキシ粉体被覆への密着性
 8.4 PE被覆型ECFストランドの品質
  8.4.1 ECFストランド被覆用HDPE樹脂の品質
  8.4.2 ECFストランド被覆用HDPE樹脂の特徴
 8.5 ECFストランドの長期暴露試験
 8.6 ECFストランド定着部の耐疲労性能
  8.6.1 マルチケーブル定着部疲労試験 
  8.6.2 シングルケーブル定着部疲労試験 
 8.7 ECFストランドの偏向部での挙動
  8.7.1 標準型ECFストランドを用いた外ケーブルのフレッティング疲労試験 
  8.7.2 PE 被覆型高強度ECFストランドを用いた外ケーブルのフレッティング疲労試験
  8.7.3 偏向部における被覆の健全性試験
  8.7.4 寒冷地における偏向部圧縮試験および定着部安定性試験
 8.8 付着型ECFストランドの内ケーブルへの適用性
  8.8.1 内ケーブルとその定着具の組み合わせ性能試験
  8.8.2 付着型ECFストランドの腐食抵抗確認試験
  8.8.3 付着型ECFストランドとPCグラウトの付着性能確認試験
 8.9 付着型ECFストランドの斜材挿入試験
 8.10 ECFストランドの補修
  8.10.1 補修手順
  8.10.2 補修用塗料の性状
  8.10.3 補修用塗料の可使時間および硬化時間 
  8.10.4 補修用塗料使用時の注意事項
  8.10.5 補修用塗料の防食性確認試験の例
 8.11 ECFストランドが適用できる定着工法
  8.11.1 ディビダーク工法
  8.11.2 フレシネー工法 
  8.11.3 VSL工法
  8.11.4 アンダーソン工法
 8.12 ECFストランドの我が国における適用例 
 8.13 ECFストランド関連規格の比較 
 8.14 ECFストランドの環境負荷に関する試算結果 
土木学会規準(案)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線の品質規格(案)
 (JSCE-E 141-2010) 
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線用粉体塗料の品質規格(案)
 (JSCE-E 142-2010)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線用補修用塗料の品質規格(案)
 (JSCE-E 143-2010)
 PE被覆型内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線用ポリエチレン樹脂の品質規格(案)
 (JSCE-E 144-2010)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― 被覆密着性試験 ―(案)
 (JSCE-E 731-2010)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― 腹圧圧縮クリープ試験 ―(案)
 (JSCE-E 732-2010) 
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― 偏向部圧縮試験 ―(案)
 (JSCE-E 733-2010)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― フレッティング疲労試験 ―(案)
 (JSCE-E 734-2010)
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― 昇温試験 ―(案)
 (JSCE-E 735-2010
 内部充てん型エポキシ樹脂被覆PC鋼より線試験方法 ― 引抜き試験 ―(案)
 (JSCE-E 736-2010) 

[第三編:プレグラウトPC鋼材編]

1章 プレグラウトPC鋼材
 1.1 一 般
 1.2 プレグラウトPC鋼材の品質
 1.3 プレグラウトPC鋼材用エポキシ樹脂の選定 
 1.4 プレグラウトPC鋼材の製造場所における取扱い,保管および運搬 
2章 設計に関する事項
 2.1 一 般
 2.2 コンクリートとプレグラウトPC鋼材の付着に関する考え方
 2.3 摩擦係数
 2.4 構造物の耐久性に関する照査
 2.5 構造細目
3章 施 工
 3.1 一 般
 3.2 運搬と保管
  3.2.1 運 搬
  3.2.2 保 管
 3.3 配置,接続
  3.3.1 配 置
  3.3.2 接 続
 3.4 コンクリートの打込み
 3.5 緊張作業
  3.5.1 緊張時期の管理
  3.5.2 緊張作業の準備
  3.5.3 緊張管理
  3.5.4 定着部の防護
 3.6 補 修
4章 検 査
 4.1 一 般
 4.2 施工現場での受入れ検査
 4.3 施工時の検査
5章 工事記録
 5.1 一 般
6章 参考資料
 6.1 プレグラウトPC鋼材の品質
  6.1.1 プレグラウトPC鋼材の耐食性
  6.1.2 プレグラウトPC鋼棒(鋼製シース)の耐食性
  6.1.3 プレグラウトPC鋼材の耐アルカリ性
  6.1.4 プレグラウトPC鋼材用エポキシ樹脂の硬化収縮率
 6.2 プレグラウトPC鋼材用エポキシ樹脂の機械的性質に対する温度変動の影響
  6.2.1 供試体
  6.2.2 温度変動条件
  6.2.3 試験方法
  6.2.4 試験結果
  6.2.5 まとめ
 6.3 プレグラウトPC鋼材の付着特性
  6.3.1 供試体
  6.3.2 試験方法
  6.3.3 試験結果
  6.3.4 まとめ
 6.4 プレグラウトPC鋼材の付着特性に対する変動応力の影響 
  6.4.1 供試体
  6.4.2 試験方法
  6.4.3 評価方法
  6.4.4 試験結果
  6.4.5 まとめ
 6.5 プレグラウトPC 鋼材の有効付着強度を発現する樹脂強度確認試験 
  6.5.1 試験概要
  6.5.2 供試体の割付
  6.5.3 供試体
  6.5.4 コンクリート
  6.5.5 プレストレス導入
  6.5.6 載荷試験
  6.5.7 試験結果
  6.5.8 実験結果のまとめ
  6.5.9 結果の評価
  6.5.10 記録写真
 6.6 プレグラウトPC鋼より線の低温時の緊張について
  6.6.1 試験概要
  6.6.2 計測結果
  6.6.3 まとめ
 6.7 湿気硬化型プレグラウトPC鋼材の緊張可能期間と有効付着強度を発現するまでの期間
 6.8 熱硬化型プレグラウトPC鋼材の硬化予測式と硬化予測式による算定例
  6.8.1 硬化予測式による算定例
  6.8.2 熱硬化型プレグラウト樹脂の硬化予測式
 6.9 付着のない鋼材の破壊に対する安全度の示方書上の変遷
 6.10 プレグラウトPC鋼材の補修
  6.10.1 補修材
  6.10.2 補修手順
  6.10.3 補修後の耐食性
  6.10.4 まとめ
 6.11 プレグラウトPC鋼材の適用物件数の推移
 6.12 プレグラウトPC鋼材の環境負荷に関する試算結果
 6.13 プレグラウトPC鋼材に関する文献 
土木学会規準(案) 
 プレグラウトPC鋼材の品質規格(案)
 (JSCE-E 145-2010)
 プレグラウトPC鋼材用エポキシ樹脂の品質規格(案)
 (JSCE-E 146-2010)
 プレグラウトPC鋼材用シース材料の品質規格(案)
 (JSCE-E 147-2010)