バングラデシュ水害調査に対する対策本部設置および災害緊急調査団派遣について
- 1.目的、実施内容
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2007年11月15日に上陸したサイクロンにより、バングラデシュ南部では建物・家屋に甚大な被害が生じ、約3,300名(12月6日時点、現地政府発表)にも及ぶ人命が奪われるとともに、社会基盤施設が破壊され、現在でも復旧の目途が立っていない現状であります。
このため、土木学会 (会長 石井弓夫)は災害緊急調査団の派遣および調査支援のための対策本部(本部長 古木守靖 土木学会専務理事)を設置し、NPO法人国境なき技師団(理事長 小長井一男)と協力しつつ、現地研究者、技術者との共同作業を行うとともに、調査結果をもとにした被災地域の復旧・復興計画に貢献する提言を行い、さらに、わが国における巨大台風による高潮災害、洪水と高潮の同時生起など想定を超える外力のもとでの危機管理体制の強化、ハード施設の充実とともに適切な避難計画の策定・実施など、わが国の今後の防災対策に活かすべき事項について提言を行うこととしました。
調査内容は、- 水害(洪水、高潮)調査、および
- ハード、ソフト面からのバングラデシュの防災技術に対する提言
- 復旧・復興計画策定のための水害調査計画の提言
- 被災状況や過去の災害発生状況を踏まえたハード、ソフト面からの防災技術の提言
- わが国での防災対策への教訓などです。
- 2.調査団の構成と派遣期間(一部予定)
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(1)構成
団長: 長谷川 和義(河川環境管理財団研究顧問) (海岸班 5名) 班長: 柴山 知也(横浜国立大学教授) 団員: 安田 誠宏(京都大学助教)
田島 芳満(東京大学准教授)
柿沼 太郎(鹿児島大学准教授)
信岡 尚道(茨城大学講師)(河川班 8名) 班長: 長谷川 和義(河川環境管理財団研究顧問) 団員: 中川 一(京都大学防災研究所教授)
菅 和利(芝浦工業大学教授)
田中 規夫(埼玉大学教授)
弘中 貞之((株)ニュージェック河川計画チームマネージャ)
岡田 将治(国立高知工業高等専門学校准教授)他2名(国境なき技師団(EWB)班 2名) 班長: 塚本 俊也(東京外国語大学客員教授、国境なき技師団副事務局長) 団員: 林 興治(国境なき技師団顧問)
(2)派遣期間- 海岸班
平成19年12月24日(成田発)〜12月30日(成田着) - 河川班(予定)
平成20年1月17日(成田発)〜1月23日(成田着) - 国境なき技師団班
平成19年12月19日(成田発)〜12月30日(成田着)
- 海岸班
- 3.報告会
- 2008年1月開催の予定。
- 4.取材窓口
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(海岸班)(海岸班)柴山 知也 tomo@ynu.ac.jp (大学電話)045−339−4036
(河川班)中川 一 nakagawa@uh31.dpri.kyoto-u.ac.jp (大学電話)075−611−4395
(国境なき技師団班)塚本 俊也 sttsuka7@tkm.att.ne.jp (携帯電話)080−3019−3853
- 5.本件に関する土木学会、国境なき技師団の窓口
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土木学会 事務局企画総務課 竹田 廣、工藤修裕 office@jsce.or.jp
国境なき技師団 事務局長 松尾全士 information@ewb-japan.org
Last Updated:2007/12/25