9月13日(木)13:50〜16:30 広島大学サタケメモリアルホール
我が国の人口は2004年をピークに減少に転じ、この傾向は当面継続すると予測されています。これに対し、人口減少自体が我が国の経済社会にとり大きな災禍であるとする議論が盛んになされています。また、多くの地方では既に人口減少社会に突入しており、防犯・防災、社会維持、文化継承等の地域社会が担うべき役割をどうするかという課題に直面しています。さらに、社会資本整備=土木技術者の役割はすでに終わったとする論調も見受けられます。 一方、これらは従来の社会経済システムを引きずっているためであり、資源の効果的・効率的活用、新たな社会的価値等に基づく右肩下がりの時代に適合した社会経済システムが必要との議論もなされ始めています。もとより、土木技術者の使命は地域社会の「安全・安心」、「活力」の向上を図ることにあり、今後もその基本的使命は不変であります。 人口減少に代表される社会構造の転換期を迎えた今こそ、新たな社会経済システム等を展望し、これからの土木技術者が果たすべき役割についての提言が必要と考えます。 本全体討論会では、「人口減少社会」に向けての長期的展望、現実に地域が抱えている課題について共通認識がないことから、これらを明確にした上で、地域の活力の大前提である安全・安心=地域防災、直接的な地域の活力源=地域・交通計画並びに地域に対する愛着、誇り=自然、文化、歴史とその象徴としての地域景観の視点から課題とその解決の方向、土木技術者の貢献の可能性について論じていただきます。多数ご参加ください。 |
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天野 玲子 (AMANO Reiko) |
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(鹿島建設鞄y木技術部部長,学会誌編集委員会委員長) |
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家田 仁 IEDA Hitoshi |
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(東京大学大学院工学系研究科教授) |
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片山 善博 KATAYAMA Yoshihiro |
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(慶応義塾大学教授 前鳥取県知事) |
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篠原 修 SHINOHARA Osamu |
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(政策研究大学院大学教授) |
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コーディネーター |
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甲村 謙友 KOUMURA Kenyuu |
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(中国地方整備局長) |
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