鹿児島市 平成15年度 選奨土木遺産
 |
所在 |
鹿児島県鹿児島市 |
文化財等 |
選奨土木遺産 |
ランク |
A |
管理者 |
鹿児島県 |
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海側が埋め立てられ現在は護岸となったが、この「く」の字型の部分を総称して「歴史的防波堤」と呼んでいる。南側の130m程の部分が「一丁台場」、その付け根から東側に約30度の角度を持つ石積みの護岸が「新波止」、その接続部分は新波止の構造を踏襲し、美しい局面を損なうことなく全体の景観に融合した巻石防波堤が「第一防波堤」である。巻石のいたるところには、石工たちの名が誇らしげに刻まれている。