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明治後期から大正期における三池炭鉱の主力坑のひとつとして、揚炭と坑内に湧出する地下水を汲み上げて排出するために設置された坑口施設である。当時最新鋭の排水ポンプであった、イギリス製のデビーポンプが配備されていた。 当時この施設の近くに三池集治監(刑務所)があり、多くの囚人達が採炭に使役され、囚人達からは「修羅坑」と呼ばれ恐れられていた。 現存する主な施設は、第二竪坑櫓(鉄骨造)と巻揚機室(レンガ造)、巻揚機である。
資料写真提供:石炭産業科学館 |
手前のレンガの壁は デビーポンプ室の一部 |
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