| 被災領域の時系列データ整備を目的とした異種地球観測データ管理システム | |||
| 古田明広 | 香川大学大学院工学研究科信頼性情報システム工学専攻 | 〒762-0007 香川県坂出市室町2-5-20 furuta@comet.ocn.ne.jp | |
| 白木 渡 | 香川大学工学部信頼性情報システム工学科 | 〒761-0396 香川県高松市林町2217-20 | |
| 大林成行 | 株式会社国土情報技術研究所(香川大学工学部) | 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-28 グラスシティ渋谷 | |
| 【抄録】 地球観測データを利用して地震、豪雨、火山噴火、等に伴う広域被災状況の早期把握と復旧状況のモニタリングを 実施していくためには、単一の地球観測データのみを利用したのでは限界があり、仕様の異なる複数の地球観測デー タを融合利用することが効果的である。本論文では、被災領域の時系列データ整備を目的に異種地球観測データを利 用していく際の問題点をユーザの視点から「データ検索・購入時」、「データ処理・解析時」、「データ蓄積・管理 時」の工程別に取りまとめた。さらに、異種地球観測データの効率的な蓄積・管理を実現するシステム仕様を明確に するとともに、システムの全体構成および運用形態について検討した。 | |||
| 【キーワード】 自然災害,被災状況調査,地球観測データ,モニタリング,時系列分析,データ管理 | |||