| 3次元レーザースキャナを用いたトンネル覆工巻き厚管理の現場適用 | |||
| 小西 昭裕 | 国土交通省 近畿地方整備局 福井河川国道事務所 | ||
| 織田 重和 | 三井住友建設(株)敦賀BP鳩原トンネル作業所 | ||
| 櫻井 雄二郎 | 三井住友建設(株)敦賀BP鳩原トンネル作業所 | ||
| 塩崎 正人 | 三井住友建設(株)技術研究所 | 〒270-0132 千葉県流山市駒木518-1,MasandoShiozaki@smcon.co.jp | |
| 佐田 達典 | 三井住友建設(株)技術研究所 | ||
| 【抄録】 山岳トンネル施工において,覆工コンクリートの巻き厚を正確に管理することは,施工品質確保の観点から重要である.しかし,主たる工法である発破掘削では断面形状が均一とはならず,計測位置によって巻き厚が異なってしまう.また,現状の覆工巻き厚管理は,断面の特定箇所について覆工巻き厚の過不足を判定しているため,壁面形状を離散的な断面で捉えることはできても,連続的な立体で捉えることは困難である.今回,短時間で360°の形状計測が可能な3次元レーザースキャナを用いて,トンネルにおける3次元での連続的な覆工巻き厚計測を行い,その適用性を確認することができたため報告する. | |||
| 【キーワード】 3次元レーザースキャナ,トンネル,覆工巻き厚,情報化施工,施工管理 | |||