GAを援用した橋梁群の経時的補修費用均等化に関する研究 A Study on GA Applied Annual Repair Cost Equalization of Bridge Group
近田康夫	Yasuo CHIKATA	金沢大学 教授 大学院自然科学研究科社会基盤工学専攻	〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学大学院自然科学研究科 chikata@t.kanazawa-u.ac.jp
新谷光平	Kouhei SHINTANI	金沢大学 大学院自然科学研究科社会基盤工学専攻	〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学大学院自然科学研究科
阿曽克司	Katsushi ASO	金沢大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻（株式会社日本海コンサルタント）	〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学大学院自然科学研究科
城戸隆良	Takayosi KIDO	金沢大学 技術専門職員	〒920-1192 石川県金沢市角間町 金沢大学大学院自然科学研究科
【抄録】 橋梁群を対象としたアセットマネジメントを実現するためのアプローチについて， 様々な提案がなされている．その一つに，対象とする橋梁群における個々の橋梁のLCC 最小化を試みたものがあるが，年度予算がばらついていることにより，実現不可能であっ た．そこで本研究では，2 次元線列で構成される遺伝的アルゴリズムを援用し，橋梁群 の年度補修予算を均等化するアプローチを提案した．計算例により，提案した手法が効 果的であることを示した．
<Abstract> There are many proposed methodologies for implementation of asset management of bridge group.One of them tries minimizing the LCC of each bridge in the group under consideration, but the difference between annual budgets becomes impracticable. Thus in this report, an approach is proposed to equalize the annual budget for the bridge group repair by using the genetic algorithm with two dimensional string structure. Numerical examples show that the proposed approach works effectively.
【キーワード】 橋梁補修，遺伝的アルゴリズム，アセットマネジメント
<Keyword> Bridge maintenance, Genetic algorithm, Asset management.