第3回 大蔵海岸陥没事故調査小委員会議事概要(案)
出席者:(敬称略)
委員長
酒井哲郎
委 員
泉宮尊司、宇多高明、島田広昭、関口秀雄、善功企、高橋重雄、辻本剛三、出口一郎、名合宏之、御船直人
審議概要
防砂板の損傷について
陥没発生原因は、地盤中に発生した空洞の崩壊によるものと考えられる。
空洞の形成は、砂の吸い出しを受けた後に土砂の供給がなかったことによるものであり、砂の毛管現象により空洞の形状が保持されたものと考えられる。
砂の抜け出し経路は、防砂板の損傷箇所が主なものと考えられるが、防砂板の隙間、上部コンクリート部分の防砂板がない目地の隙間、マウンドへの吸い出しも否定できない。
事故現場の復旧対策方法について
今回の現象から、防砂板のみによる砂の抜け出しを抑える方法を改め、二重、三重の安全対策をとることで、事故の発生を防ぐ必要がある。
今後の進め方について
防砂板の黒ずみ現象の分析検討と事故現場の復旧対策方法について更に協議の予定。
次回委員会を4月上〜中旬に開催の予定。
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