参考文献の書き方


引用した文献は本文末にまとめて記載して下さい.参考文献の最終的な仕上がりは本文より1ポイント小さい7ポイントとなります.

記載順は,先ず和文文献を著者名のアイウエオ順に,ついで欧文文献を著者名のアルファベット順に,いずれも刊行年の若い方からとして下さい.

文献は「著者名 (発表年):論文名 (単行本の場合は書名),雑誌名,巻号, (単行本の場合は発行所),ページ」という書式で記入して下さい. 2行以上になる場合は,2行目以降を2マス下げて下さい.

和文文献の著者名は単名,連名いずれの場合も姓・名を記して下さい.

欧文文献の著者名は,最初の著者のみ姓・イニシアルの順とし,次の人からはイニシアル・姓の順にして下さい.欧文雑誌,会議録の論文集名は第1語と固有名詞の最初の1文字のみ大文字として下さい.斜体は用いないで下さい,

欧文の単行本の書名は第1語と全ての主要語 (接続詞・前置詞・冠詞を除く)の最初の1文字を大文字として下さい.

巻号のある雑誌で号ごとにページが振り直されている場合には号数も書いて下さい.巻がなく号のみのものは「5号」,「No.5」のように書いて下さい.

ページ数は,雑誌の場合,論文の最初と最後のページ (pp. xx - xx) を書いて下さい.単行本および報告書では総ページ数 (xx p.) または引用ページ (p. xx,pp. xx - xx) を書いて下さい.

ページ数の,例えば「pp. 145 - 150」という場合の 「-」 には,半角文字のハイフンを使って下さい.

単行本の場合には,発行所名をも記載して下さい.

刊行年は西暦で統一して下さい.


雑誌名等には適宜略称を用いてもかまいません(略称例):

    第23回海岸工学講演会論文集 → 第23回海講論文集
    海岸工学論文集,第36巻 → 海工論文集,第36巻
    港湾技術研究所報告 → 港研報告
    港湾空港技術研究所報告 → 港空研報告
    土木研究所報告 → 土研報告
    国土技術政策総合研究所 → 国総研報告
    Journal of Fluid Mechanics → J. Fluid Mech.
    Coastal Engineering in Japan → Coastal Eng. Japan(あるいはCEJ)
    Proceedings of the 15th International Conference on Coastal Engineering Conference, ASCE
      → Proc. 15th Coastal Eng. Conf., ASCE (あるいは Proc. 15th ICCE)

参考文献の記載例:

    岡安章夫・鈴木崇之(1998):砕波帯内の3次元乱れ特性に関する実験的研究,海岸工学論文集,第45巻,pp.123-130.

    合田良実 (1975):浅海域における波浪の砕波変形,港研報告,14巻,3号,pp.59-106.

    土木学会編 (1985):水理公式集,pp.479-552.

    堀口孝男・中道峰夫 (1976):多孔壁式防波堤の消波機能と波力,第23回海講論文集,pp.89-94.

    本間 仁・安芸皎一 (1962):物部水理学,岩波書店,660p.

    Bijker, E. W., J. P. Th. Kalkwijk and T. Pieters (1974): Mass transport in gravity waves on a sloping bottom, Proc. 14th ICCE, pp. 447 - 465.

    Chakrabarti, S. K. (1984): Steady and oscillating drift on floating objects, Proc. ASCE, Vol.106, WW2, pp. 205 - 228.

    Coastal Engineering Research Center (1984): Shore Protection Manual, U.S.Army Corps of Engrs., U.S.Govt. Printing Office, Vol. I, pp. 205 - 228.

    Phillips, O. M. (1958): Comments on a paper by Dr. Cox, J. Mar. Res., Vol.16, pp. 226 - 230.

    Phillips, O. M. (1969): The Dynamics of the Upper Ocean, Cambridge Univ. Press, 261 p.

    Whitham, G. B. (1967a): Nonlinear water waves, J. Fluid Mech., Vol.27, pp. 399 - 412.

    Whitham, G. B. (1967b): Variational methods and applications to water waves, Proc. Roy. Soc., Ser. A, Vol.299, pp. 6 - 25.


参考文献の本文中での引用


本文中で文献を引用するときは,引用する箇所に著者名と文献刊行年を明示して下さい.このとき文献刊行年はカッコ書きとします.参考文献や引用文献には番号をつけないで下さい.

著者名は姓のみとし,著者が複数の場合には著者名間に「・」を挿入してください.著者が3名以上の場合は最初の著者名の後に「ら」または「他」をつけて共著者名を省略して下さい.また欧文論文の場合にもandやel al.は使わず,「・」や「ら」を使ってください.
  例:Bijker・Kalkwijk・Pieters (1974) → Bijkerら(1974)

同一著者による同じ年の複数の論文を引用する場合には刊行年の後に a, b, c, ... のアルファベットをつけて,文献の相違を明示して下さい.
  例:Whitham (1967a),Whitham (1967b)

同一著者の複数の論文を同時に引用する場合には,カンマで刊行年を区別して下さい.
  例:Phillipsの研究 (1958,1969)

著者名をカッコ付きで引用する際は,2重カッコにはせず, 「,」(カンマ) で区切って文献刊行年を記して下さい.また複数の著者を引用する場合は「;」 (セミコロン) でつないで下さい.
  例: ... などの研究例が多く,かなりの成果が蓄積されている (Whitham, 1967a; Phillips, 1969).


本文中での引用例:

    "波による質量輸送を考慮したPhillips (1969) やBijkerら (1974) の研究によれば,..."

    "堀口・中道 (1976) は多孔壁により高次の周波数成分を生じることを明らかに ..."

    " ... についてのSmith・Meyer (1958a,1969b)の研究 によれば,風波のスペクトルは ..."

    " ... といった研究を行ってきた (田中ら,1998,2001a,2001b)."


原稿レイアウトサンプル (MS-WORD文書,61 kbytes)


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