土木学会コンクリート委員会
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1985年04月15日 1986年05月23日 1989年05月19日 1994年04月11日 1999年04月26日 2001年06月01日 |
作 成 一部修正 改 正 一部修正 改 正 一部修正 |
本小委員会は、土木学会コンクリート委員会に属する第2種小委員会として、コンクリート委員会の活動目的に準じ、日本のコンクリート工学の現状を、英語により海外ならびに国内に報告することを目的とする。
本小委員会は、上記の目的を達成するために、以下の活動を行う。
1) 小委員会の開催。
2) 英文ライブラリー(欧文名称: Concrete Library International)の刊行ならびに販売促進。
3) 土木学会賞の推薦。
4) その他、活動目的の達成のために必要な事項。
1) 小委員会は、年2回、4月と10月に開催する。なお、小委員会の開催期日は、原則として全委員が出席可能なように幹事が決定し、各委員への出席依頼は事務局が行う。
2)
小委員会の運営上必要と認められた場合には、上記以外にも臨時に小委員会を開催することができる。
1) 小委員会は、委員長1名、幹事1名および委員10名程度を以て構成する。
2)
小委員会の円滑な運営のために、委員長ならびに幹事が同時期に交代することは、原則として行わない。
小委員会の委員の任期、選出および交代は、以下の各項に従うものとする。
(委員長)
1) 委員長の任期は原則として2年とし、1回の再任は妨げない。ただし、諸般の事由により、委員長の継続が困難となった場合には、この限りではない。
2)
次期委員長の選出は、現委員長による指名の後、コンクリート委員会の承認を得て決定する。
3)
委員長は、原則としてコンクリート委員会常任委員の中から選ばれる。なお、委員長の指名にあたっては、コンクリート委員会常任委員以外の土木学会会員から選出される事を妨げない。ただし、この場合には、コンクリート委員会の承認を得ることとする。
(幹事)
4) 幹事の任期は原則として2年とし、1回の再任は妨げない。ただし、諸般の事由により、幹事の継続が困難となった場合には、この限りではない。
5) 幹事は、委員の中から委員長が指名する。
6)
任期半ばで幹事が交代するときは、小委員会の承認を得るものとする。なお、後任幹事の任期は前任者の任期を引き継ぐものとする。
(委員)
7) 委員の任期は原則として2年とし、1回の再任は妨げない。ただし、諸般の事由により、委員の継続が困難となった場合には、この限りではない。
8)
委員は、小委員会の目的遂行に熱意のある土木学会会員の中から委員長が指名し、コンクリート委員会の承認を得ることとする。
9)
任期半ばで委員が交代するときは、小委員会の承認を得るものとする。なお、後任委員の任期は前任者の任期を引き継ぐものとする。
10)
委員会の運営上必要と認められたときは、任期満了委員を再任することができる。
(事務局)
11) 本小委員会の事務局は、土木学会出版事業課が担当する。
1) 小委員会は、英文ライブラリーを年2回、6月と12月に刊行する。
2)
事務局は、小委員会の審議を経て決定した掲載論文の著者に対して、英訳依頼を送付するとともに、英訳原稿の提出時期を確認する。
3)
掲載する英文原稿はすべて、原則として専門業者による英文チェックを行う。専門業者への英訳原稿の英文チェックの委託は、事務局が一括して行う。ただし、本小委員会が英文チェックを不要と判断した場合はこの限りではない。なお、英文チェックの料金は、1ページ(22行、1行約10Words)あたり2,000円〜3,000円程度とし、各著者に英文チェック料金を負担していただく。専門業者の英文チェックの内容について、英訳原稿を修正するか否かの判断は各著者に一任し、その内容については本小委員会では審査しない。
英文ライブラリーの掲載候補論文および掲載候補記事は、以下の事項に従うものとする。
(掲載候補の対象となる論文および記事)
1) 土木学会論文集(第V部門、第VI部門)に掲載された、コンクリート分野に関わる招待論文、投稿論文、研究展望、委員会報告、ノート。
2)
コンクリート工学論文集に掲載された土木分野に関する論文のうち、著者に土木学会会員が含まれるもの。
3) 公募に対して応募のあった論文および記事。
4) 小委員会委員から推薦された論文および記事。
5) 土木分野のコンクリート工学に関連する賞(土木学会賞等)を受賞した論文。
6) 示方書、指針、指針(案)および学会活動に関する報告。
7) 海外の指針および国際会議等における討議および意見。
8)
その他、小委員会で候補に挙げられた論文あるいは記事、および小委員会が依頼した招待論文。
(論文および記事の公募)
9) 英文ライブラリー6月号への掲載候補論文の公募は、土木学会誌1月号の会告欄を利用して事務局が行なう。また、英文ライブラリー12月号への掲載候補論文の公募は、土木学会誌7月号の会告欄を利用して事務局が行なう。
10) 公募に対する応募の締切は、6月号は8月中旬、12月号は2月中旬とする。
(候補となる期間)
11) 土木学会論文集(第V部門)およびコンクリート工学論文集に掲載された論文は、2月末または8月末の時点で、過去1年までさかのぼり掲載候補論文とする。
12) 公募に対して応募のあった論文あるいは記事は、2月末または8月末の時点で、過去1年までさかのぼり掲載候補の対象とする。なお、公募論文のうち、小委員会での審議の結果掲載と決定されなかったものについては、その時点で、掲載候補論文として取り扱わない。
13) 委員が論文あるいは記事を推薦する場合には、委員は2月末または8月末までに掲載候補として推薦する論文あるいは記事を事務局に送付する。2月末または8月末の時点で、過去1年までさかのぼり掲載候補の対象とする。
英文ライブラリーに掲載する論文および記事の決定は、以下の各項に従うものとする。
(委員の投票による決定)
1) 4.2 1)、2)、3)に規定する掲載候補論文および掲載候補記事は、委員の投票によって掲載の決定を行う。
2) 幹事および事務局は、2月中または8月中に、各委員に対して掲載候補論文の一覧表を送付し、英文ライブラリーに掲載するのが適当と思われる掲載候補論文のアンケートを行い、各委員はこれに対して、掲載に値すると判断された論文15件について投票を行う。
3) 4.2 1)、2)、3)に規定する掲載候補論文および掲載候補記事は、投票を行い、回答委員総数の2/3以上の得票があったものについて、小委員会で確認の後、掲載論文に決定する。
(小委員会での審議による決定)
4) 4.2 4)、5)、6)、7)、8)に規定する掲載候補論文および掲載候補記事、ならびに投票の結果、回答委員総数の2/3以上の得票が得られなかった掲載候補論文および掲載候補記事については、小委員会において審議を行い、掲載を決定する。
5) 土木分野のコンクリート工学に関連する賞(土木学会賞等)を受賞した論文は、掲載論文に決定する。
6)
その他、示方書、指針、学会活動報告、海外の指針および国際会議等における討議、意見についても、小委員会で承認を得た後、これを掲載する。
7)
小委員会で候補に挙げられた論文および記事、ならびに小委員会が依頼した招待論文については、これらが未発表の場合には小委員会を構成する数名の委員で査読を行った上、小委員会で承認してこれを掲載する。既発表の場合には、小委員会で承認を得た後これを掲載する。
1)
事務局からの執筆依頼に対して、著者自ら英文ライブラリーへの掲載を辞退した場合には、掲載を取り止める。ただし、受賞論文の場合は再度執筆依頼を行う。
2) 英訳原稿の提出締切の延期を1回に限り認め、これ以上遅れる場合には掲載を取り止める。ただし、受賞論文の場合は再度執筆依頼を行う。
掲載が決定した論文のうち、アンケートによる得票数が多かったものなど小委員会において特に優れていると判断された論文については、土木学会賞の候補論文としてこれを推薦する。ただし、この場合には、著者自身の承諾を得ることとする。
小委員会委員は、英文ライブラリーの販売部数の増加を促進する方策などの提案を行い、小委員会での審議で、小委員会の活動目的を達成するのに必要と判断された場合には、これを遂行する。
本内規の改正は、委員の2/3以上の賛同を得て行う。
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