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自転車走行空間としての旧街道型細街路の環境評価
亀谷一洋1・山中英生2・土岐源水3
1学生会員 徳島大学大学院工学研究科(〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地)
2正会員 工博 徳島大学教授 工学部建設工学科(〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地)
3学生会員 徳島大学大学院工学研究科(〒770-8506 徳島市南常三島町2丁目1番地)
裏道となっている旧街道のように,幹線道路と平行して連続性を有する旧街道型細街路は,幹線道路の迂回ルートとしての活用が考えられる.本研究は旧街道型細街路の自転車空間としての評価を明らかにするため,一般細街路,旧街道型細街路,車道,歩道における自転車利用者の意識,速度,振動状況,大気環境を比較分析した.その結果,旧街道型細街路は一般細街路に比べると交差点などの安全評価に問題があるが,歩行者と混在する歩道よりも走行空間として望ましい環境を持っていることが明らかになった.
Key Words : narrow back streets, old type high streets, bicycle compatibility