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利用者による評価・検証を組み込んだ展示開発−河川に関する研究解説パネルを例にー
吉冨友恭1・吉田 健2・松下幸司2・前迫孝憲3
1 正会員 水産博 独立行政法人土木研究所水循環研究グループ(〒305-8516茨城県つくば市南原1-6)
2 人間科修 大阪大学大学院人間科学研究科(〒565-0871大阪府吹田市山田丘1-2)
3 工博 大阪大学大学院人間科学研究科(〒565-0871大阪府吹田市山田丘1-2)
本研究では、自然共生研究センターの実験河川に計画された研究解説パネルの開発例をとりあげ、企画段階から完成に至るまで、そのプロセスで行った評価・検証の取り組みに注目し、展示表現の改善とその特徴、問題や課題について考察した。企画段階における利用者の意識調査、試作パネルを用いた展示の評価・検証の作業により、パネル改善のための項目が抽出され、利用者の要望に応じた情報レイアウト、表現が決定された。
Key Words: Exhibit Evaluation, River Environment, Interpretation, Participation, Consciousness, Design