生態水理研究会    

 


令和5920日:自由集会「生態水理研究会−Ecohydraulics やろうぜ!」in 応用生態工学会第26回京都大会

【内容】

生態水理学 (Ecohydraulics) は,河川・湖沼・沿岸域まで「水」によって形成される生息場所の物理環境,その動的なプロセス・メカニズムと生態的機能の解明を主題としながら,ミクロな現象から広域・長期間の現象まで,対象領域も研究手法も拡がりつつある分野です.国際的な研究コミュニティとしてはISE International Symposium on Ecohydraulics) が隔年で開催されており,2018年に開催した日本大会には国内外の研究者・実務者が多数参加しました.次回のISE2024はカナダのケベックで開催される予定です.本集会では,日本の生態水理研究を盛り上げるべく,国際的なEcohydraulicsコミュニティの研究テーマのトレンドもレビューしながら,主に河川をフィールドとしている中堅メンバーによる話題提供と,先達からの基調講演を踏まえ,日本発の生態水理について意見交換したいと思います.

 

【プログラム】

(1)企画趣旨  福田信二

(2)ショート・トーク

・最近のEcohydraulicsの潮流・ISEのメインテーマのレビュー,福田信二(東京農工大学)

・魚道,ハビタット評価等,青木宗之(東洋大学)

・計測技術の発展,計測技術が切り拓くEcohydraulics,椿 涼太(名古屋大学)

・ドローン空撮による干潟環境の評価,伊豫岡宏樹(福岡大学)

・河川生息場の物理環境に関する近年の動向の国内外レビュー,原田守啓(岐阜大学)

(3)基調講演

「棲み場所の生態学」「生息場寿命」とその先(仮),竹門康弘(大阪公立大学・元・京都大学)

(4)意見交換 「日本発のエコハイドロを発信しよう!」

 

第1回「ショートプレゼンを主体とした交流会」

令和5年3月28日(火)10時〜12時

対面(9名)、オンライン(5名)

対面会場:リサイクルプラザ(エコネットあさか)

 

キックオフ・交流会

令和4122216時〜18

オンライン(11名)

・生態水理研究会(仮称)の方向性

・当面の活動方針

について意見交換.

(基礎水理部会の生態水理WGから,共通の興味を持つゆるい研究コミュニティーという方向性.メンバー間の交流,国内での研究活動の活性化,日本初のEco-hydraulicsの国際発信などを狙う.

 

令和33

基礎水理部会で生態水理WGの立ち上げを行なう(埼玉大学・田中先生を呼掛け人として15名の研究者が参加)