H16第2回 土木計画学研究委員会 議事録 (山口秋大会04.11.21)


日時:11月21日(日) 18:50〜19:50
場所:山口大学工学部D21 教室
出席者:(別に作成のリストから)

配布資料
0:土木計画学研究委員会平成16 年度第2 回委員会議事次第
1:2003 年度目標/計画と実施状況,平成17 年度事業計画及び予算要求調書
2−1:教育企画プロジェクト(計画学デザインコンペの開催について)
2−2:公共政策デザイナー教育に関する検討会・中間報告
3:国際化プロジェクト
4:流域管理と地域計画の連携方策研究小委員会活動報告
5:コミュニケーション部会活動報告
6−1:平成16 年度研究小委員会等活動報告・計画
6−2:平成16 年度研究小委員会等活動報告・計画(修正版)
6−3:IT を利用した効率的かつ環境にやさしい都市圏物流システムに関する研究小委員
会活動報告
7:「(仮称)休日・観光交通研究小委員会設置のための準備会」の申請願
8:コミッティ制案検討WG からの中間報告「縦横複眼型コミッティ制の基本的枠組み」
9:学術小委員会報告
10:委員長所信
11:平成16 年新潟中越地震土木学会第2 次調査団「調査結果と緊急提言」(速報)

記録:奥村
委員長挨拶(岡田委員長)
資料番号確認(溝上)
公募委員の紹介JR 東日本竹内氏から自己紹介がなされた.

議題3

(1)平成16 年度上半期の活動評価
(2)平成17 年度事業・予算計画(溝上)資料1
・活動報告として9 月までの中間評価を学会本部に提出した.(ほとんど評価A)
・来年度の事業計画と予算3 つ以上のワンデーセミナーを実施する予定。

議題1 特別プロジェクト活動報告

(1)政策課題プロジェクト(土井)
 「政策プロセス部会」の部分は、「社会基盤の政策マネジメント研究小委員会」として継続
 「都市・交通整備コンフリクト部会」は、小田急訴訟問題の進展を見ながら活動。シンポジウムまたは春大会でのセッションを考えている。

(2)教育企画(萩原) 資料2−2(資料6−2中)
 総合的能力を持つ公共デザイナーの育成が必要である。
 コンペ(資料2-1)18 年度春大会から学生を対象に実施したい

(3)国際化プロジェクト(吉井) 資料3
 Asian Journal of Infrastructure and Transportation Research の創刊を考えている次善の策として、先行ジャーナルにおけるspecial issue として発刊することもありうる。
 北村先生(京大)のリーダーシップの下、まず5 編のレベルの高いものを編集する。市場の成立可能性を確認する。
 フィリピンで学会とのジョイントセミナーの開催
(このような予算は年5 回分ほど存在するので、来年以降も応募してほしい)

議題2 各担当幹事活動報告

(2)水工学委員会との連携プロジェクト(片田) 資料4
 平成16 年度事業として6 課題を選定、実施中
 平成17 年度事業の公募の準備中

(1)コミュニケーション部会(鈴木)資料5
 IPHP における日本語コンテンツ、英文コンテンツの充実
 IP メールと土木学会情報ポータルサイトJSCE.jp との連携を図っている
 土木学会のコミュニケーション委員会(旧広報委員会)にも活動を紹介する。

(3)生涯教育・新分野(溝上)
 堀口氏を中心に活動中

(4)ワンデーセミナー・シンポジウム関連(山本)
 資料6−1の20 ページのように、ワンデーセミナー等の活動を計画中

議題4 研究小委員会活動

(1)既存研究小委員会の活動報告
 ・バス(喜多) 3 年目。春大会の企画セッションを開催した。現在規制緩和後の定点観測をデータベース化、
 ・大規模施設の計画史的評価(佐藤) 1 年延長中。書籍準備中、来年の春大会のSS を企画中、計画史的の意味について確認がなされた。
 ・PFI(宮本、小林より説明)リスク計量マニュアルの作成は継続、軸足は6 部門
 ・歩行者自転車交通(塚口、山中より説明)若い人に従来の成果を踏まえてもらえるように、既存研究のレビューを実施
 ・ST サービス・交通バリアフリー(秋山)TRANSE を5 月に実施した。報告書出版準備中。
  書籍「市民と進める福祉の交通まちづくり」の出版方法を土木学会と相談。(竹林)
  香港の研究との連携、バリアフリー法の評価と、情報関係の開発動向
 ・交通需要予測技術検討(太田、毛利より説明)来年夏の出版、講習会の実施を計画
 ・都市圏物流(谷口)出版を印刷中(17 年3 月)、ワンデーセミナー3 月、土木学会論文集特集号、国際活動を3 月までに継続。17 年4 月からもテーマを変えて小委員会を設立したい。

(2)研究小委員会の設立とその準備
 ・実践的ITS 研究小委員会(内山) 国土交通省→技術推進機構の共同研究を受ける形で,技術推進機構内の組織として設置するが,本計画学研究委員会と連絡取りながら活動する。公募課題は森地(政策大)、川島(慶大)が審査し決定した。
 ・社会基盤の政策的マネジメント(塚田) アウトカムズ指標を活用したマネジメントサイクルの確立を図りたい.シンポジウム、道路会議、書籍の出版も視野に入れる。今後集中討議、春大会SS,諸外国との取り組み
以下は,平成17 年度からの設立を目指す準備段階のもの
 ・リスクマネジメント(小林) リスクファイナンスなどの技術を研究。準備会において実務からの連携方法を議論中で、17 年度から小委員会を立ち上げたい。予算、成果を詰める。
 ・防災計画研究(村橋、高木より説明) 春大会企画セッション、活動態勢・成果については引き続き詰め、17 年4 月から設立。岡田委員長より,安心安全な社会づくりのための継続的観測につなげてほしいという要望があった。
 ・態度・行動変容研究(藤井) 17 年度からの設立を考えている.
 ・休日・観光交通(西井) 準備会を設置したい.
これらのものは、次の春の委員会での発足承認に向けて、態勢、予算、公募委員の募集方法などを詰めていくことになった。

議題5 学術委員会報告(新田)

 ・開催校より報告(久井実行委員長)
   発表355 件、1 日目はスムーズ登録340 名学生220 名、計560 名
   懇親会について、積極的な参加をお願いしたい。(登録の出足が遅い)
 ・アンケートを実施しているので協力をお願いしたい(新田)
  ・秋大会の司会、コメンテータの直前キャンセルが多く大変だった。
  ・ジャーナルの二期化について検討している.
 ・開催校選定ルールの制定をしたい
 ・来年度2005.12.3(土)−5(月) 宮崎大学(吉武)
   ゴルフ大会との関係で日程は若干遅くなる.3 日目(平日)は学外で行うことも検討中.

議題6 コミッティ制検討委員会報告(西井) 資料8

 ・資料8 はすでに本日から参加者に配布中
 ・明日の午前、2 セッションで説明を行う。経緯などを西井が説明する予定。
 ・温故知新、計画学の新しい理念型をベースにして、研究領域の設定と研究の活性化の方向性という異なる志向を組織的に受け止めるための縦横複眼組織をめざす.
 ・交通vs計画という区切りはやめたい。交通というより知識・情報。複数横方向のものを作りたい。
 ・岡田委員長のイニシアチブの下,政策マネジメント研究のための議論の場を、幹事会、委員会をベースに集まりを設定したい。

以上