土木学会・土木計画学研究委員会
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平成17年度第1回土木計画学研究委員会・議事録
- 日時:
- 平成17年12月3日(土) 12:20-13:10
- 場所:
- 宮崎大学プレゼンテーション室
- 配布資料:
- 資料1:
p1:土木計画学研究委員会(宮崎大会)議事次第
p2:委員会名簿
p3-4:活動度評価項目IIIの報告
p5:STサービス・交通バリアフリー研究小委員会活動報告
p6:実践的ITS研究小委員会活動報告
p7:生活交通サービス研究小委員会活動報告
p8:社会基盤の政策マネジメント研究小委員会活動報告
p9:土木計画のための態度・行動変容研究小委員会活動報告
p10-11:土木遺産保存活用連合小委員会(仮称)設立趣意書
p12:平成18年度事業計画および予算要求調書
p13:第1回土木計画学公共政策デザインコンペ
p14:ミニシンポジューム 徹底討論「土木の創造的転換:総合的地域マネジメント技術の構築と実践」
p15-16:土木学会誌 state of the arts
p17-21:土木計画学研究委員会運営内規
p22:小委員会運営内規
資料2:学術小委員会報告
資料3:国際交通ネットワーク戦略研究小委員会活動報告
資料4:物流の調査・モデル化・評価の方法論に関する研究小委員会活動報告
資料5:リスクマネジメント研究小委員会活動報告
資料6:休日・観光交通研究小委員会設置準備会活動報告
資料7:アジア地域における土木計画学学術誌設立に向けて
1. 岡田委員長挨拶
検討してきたコミッティ制は実施しないが,計画学のあり方については,幹事会を中心に議論を継続する.委員会の特性を「深く考え,小さく活動する」委員会としたい.
2. 新委員の紹介
春大会以降に実質的に活動してきた新任の委員が朝倉幹事によって紹介され,正式に就任した.
3. 学術小委員会
- 次期委員長・副委員長について,岡田委員長より以下の2名が指名され,委員会の了承を得た:
・ 次期小委員長:喜多秀行教授(鳥取大)
・ 次期副委員長:清水英範教授(東京大)
- 資料2に従って,新田・学術小委員長より報告された.
- 西井・学術副委員長より,秋大会開催校のルールを幹事会で決めるか,学術小委員会で決めるか明確にすべきとの指摘があり,次期小委員長と幹事長で調整することとなった.
- 幹事長より,秋大会で会場を学外に設置せざるを得ないケースにおいて,開催校負担とするのではなく,参加費などで徴収する方向で検討する提案がなされ,了解された.
4. 宮崎大会
- 出口開催校委員より口頭で報告された.
- 会場が確保できなかったため,移動と経費の2側面で負担増となった.
5. 次回秋大会
土井次期開催校委員から,高松では香川大学ではなく,コンベンションでやる予定であることが報告された.
6. 各小委員会の活動報告
1) 国際交通ネットワーク戦略研究小委員会
- 資料3に従って,柴崎氏(国総研)より代理報告された.
2) STサービス・交通バリアフリー研究小委員会
3) 実践的ITS研究小委員会
- 資料1-6に従って,浜岡氏(秋田大)より代理報告された.
4) 交通需要予測技術検討小委員会
- 口頭で高橋委員より代理報告された.
- 17年度の活動として,
1. 秋に講習会を開催:16年度に発行した均衡配分の実務適用に向けてのマニュアル第1篇の内容に関する講習会.
2. 春大会で引き続き実務からの意見を取り入れた企画セッションを立ち上げ,討議を継続.
3. 第2編として,本を執筆中.出版を今年度中.
4. ワンデーセミナーを開催し,160名弱の参加者を得た.
- 平成18年度以降については,第2編の出版に基づいて,ワンデーセミナーを春か夏に開催予定.
5) 生活交通サービス研究小委員会
6) 物流の調査・モデル化・評価の方法論に関する研究小委員会
7) 歩行者自転車交通研究小委員会
8) 社会基盤の政策マネジメント研究小委員会
9) 土木計画のための態度・行動変容研究小委員会
10) 防災計画研究小委員会
- 片田委員より口頭で代理報告された.
- 地域防災力研究,災害情報,防災都市計画,防災基礎論の4つのグループで活動を開始している.
- 防災基礎論グループでは,ワークショップを開催したり,「災害リスクの経済分析」を出版するなど活発に活動している.
- 今秋大会でも各グループがそれぞれの集まりをもつことになっており,次の委員会では活動実績を報告できると思われる.
11) リスクマネジメント研究小委員会
12) PFI研究小委員会
- 宮本小委員長より口頭にて報告された.
- 主な運営委員会を建設マネジメント委員会においている.
- 英国,米国を始め,最近の海外での民間活用事例のキャッチ・アップを行っている.
- PFI化されている事業の内,インフラと呼ばれるものは少ない.実際の事業の中で,リスクはどのように捉えられているのかを実証分析を行い始めている.最終的には英国ハイウェイエージェンシーのようなリスク・ワークショップの下に,計量的なリスク分析を行い,それに対する適切なプライシングを行う所まで実務ベースで進めたい.
- 具体的な業績は,毎月開催される建設マネジメント研究小委員会において,主として実務からの報告を受けながら進めている.
13) 休日・観光交通研究小委員会設置準備会
- 資料6に従って,西井小委員長から報告があった.
- 本日をもって小委員会へ移行することが正式に決定された.
14) 土木遺産保存活用連合小委員会の発足について
- 資料1−10〜11に従って,田中委員より報告された.
- 活動が活発化した時点で小委員会とする旨が了承された.
7. 国際ジャーナル企画
- 資料7に従って,北村氏(京都大)より報告された.
- アジアへの注目が高まっており,商業ベースでの出版の可能性がある.それに向けて,計画学でspecial issueを年に2本くらいのペースで,6つほど連続して発刊するようにコーディネートする.それを通して支持基盤とsupport baseを育てた上で,定期的な出版物刊行に移行してはどうかと考えている.
- Special issueのguest editorを募るためのプロポーザルが提示された.出版ジャーナルは,editorに母体を探していただくか,岡田・北村でアレンジすることも可能である.
- EASTSとの重複について宮本副委員長および岡本氏(筑波大)より指摘があった.
- 土木学会論文集との関係については,現在検討中であることが北村先生より報告された.
- これらの諸点を含め持続性のある具体案については,今後,さらに検討することとなった.
8. 公共政策デザインコンペについて
萩原氏(北大)より報告された.賞金が確定した(1件5万円,合計3件を予定.)締切りは1月31日.積極的な応募が望まれる.
9. 幹事会報告
- 6月以降2回開催.記録については土木計画学研究員会ホームページに掲載.
- 事業計画および予算要求調書について,資料1−12に従って,朝倉幹事より報告された.調書に掲載されていない企画についても,各小委員長より提案されることが望まれる.
- 幹事会を主体として,計画学におけるフィールド科学とは何かを考えるミニWSを開催する.その概略が,朝倉幹事より口頭で報告され,岡田委員長より参加者各位に協力が要請された.
- ミニシンポの企画について,資料1−14に従って,朝倉幹事より報告された.
- 学会誌state of the artsについて,資料1−15に従って,朝倉幹事より報告された.
10. その他
委員会の運営内規には各自,目を通していただく旨が朝倉幹事より伝えられた.
以上
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