「リスクマネジメント研究小委員会」委員の公募 2005.5.11掲載 |
「リスクマネジメント研究小委員会」委員の公募のお知らせ
先般の土木計画学研究委員会にて,リスクマネジメント研究小委員会 (委員長:小林潔司京都大学教授)の設立が承認され,活動が本格的に開始することになりました.つきましては,ここに委員を公募いたします.また,活動方針を紹介させていただきますので,皆様には積極的な参加とご支援をお願いしたく存じます.委員に応募される方は上田(tueda@civil.t.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください.0. 趣旨
土木計画学研究委員会内には過去には災害リスク研究小委員会が組織され,一応の研究成果が蓄積されてシンポジウムや専門書の刊行を通して広く情報発信も行われてきた.その後,災害リスク研究の必要性/重要性は一層高まってきている一方で,土木計画に関わるリスク事象は災害だけでなく環境,技術,ファイナンス,あるいは制度などほとんど全ての面で広く認識されるようになってきた.リスク事象全般に目を向けて,そのコントロールとファイナンスの技術について根本的な議論を行うべき時期を迎えている.本小委員会は,リスクマネジメントに興味を持って積極的に研究に取り組む研究者が積極的に研究活動を展開する場として立ち上げ,相互に情報交換を行うとともに成果を情報発信していくことを意図している.特に以下の点に焦点を当てることを意図している.@長期的視野でのリスクとそのマネジメント
A空間的特性を有するリスクとそのマネジメント
Bリスクマネジメントとしての制度・契約設計1.組織構成
委員長
小林潔司(京都大学)幹事
上田孝行(東京大学)コアメンバー
赤松隆(東北大学)
多々納裕一(京都大学)
林山泰久(東北大学)
高木朗義(岐阜大学)
竹林幹雄(神戸大学)
松島格也(京都大学)
福本潤也(東京大学)
横松宗太(鳥取大学)
長江剛志(神戸大学)
織田澤利守(京都大学)
大西正光(京都大学)[幹事補佐]
土屋哲(京都大学)
羽鳥剛史(京都大学)2.ワンデーセミナーなどの開催予定
・土木計画学研究発表会・春大会(6月4,5日)スペシャルセッション
「リスクマネジメント研究の課題と展望」
リスクマネジメントの土木計画学的重要性
金融工学的アイデアの空間・交通計画への応用性
リスク下の多段階最適化としてみた土木事業のとらえ方
土木計画と地震工学のインターフェイス−耐震設計基準を例として−
制度設計問題におけるリスクの表現について・ワンデーセミナーへの協力(防災計画研究小委員会との協力)
「防災の経済分析−リスクマネジメントの施策と評価」(6月29,30日)3.研究会等の予定
・2ヶ月に一度程度を目処に研究会を開催する予定.委員による話題提供、外部講師による講演 など.
以上
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