土木計画学シンポジウム

土木計画におけるソーシャルキャピタル

リスクマネジメントの観点から


・日時 2008年 5月19日〜20日
・会場
 土木学会 講堂



オーガナイザー
シンポジウム要旨
ソーシャルキャピタルは社会関係資本とも呼ばれ,社会に形成された信頼.規範,慣習等を含む概念であり,直接・間接に社会の構成員の行動を規定している.近年は,政策の立案・実施においても幅広くその役割が議論されており,地域づくり・街づくりにおける重要要素の一つとして注目を集めたり,あるいは災害時における住民の共助の基礎として期待されている.リスクマネジメント研究小委員会ではソーシャルキャピタルが地域社会が著面するリスク,あるいはその構成員が直面するリスクをコントロールあるいはシェアリングする上で機能するべきシステムであると捉え,研究会やセミナーを開催してきた.本シンポジウムはそれらの成果を踏まえながら,リスクマネジメントの視点から見たソーシャルキャピタルの理論的なベースを探るとともに,現在各所で進行しているソーシャルキャピタルを活かした実践について披露しながら,今後のこの分野の展開について討議することを意図している

問合せ先

 申込詳細




プログラム案



5月19日(月)


13時10分〜13時20分


「キックオフ
 シンポジウムが目指すもの 小林潔司(京都大学)」


13時20分〜14時20分 

「ソーシャルキャピタルに関する基礎的議論と政策・計画における可能性(1)」
〜コーディネーター 上田孝行(東京大学)〜

予定講演者 




14時40分〜16時40分 

「ソーシャルキャピタルに関する基礎的議論と政策・計画における可能性(2)」
〜コーディネーター 上田孝行(東京大学)〜









5月20日(火)

10時00分〜11時45分 

防災活動と災害復興に見るソーシャルキャピタルの役割
コーディネーター 高木朗義(岐阜大学)〜




13時00分〜14時45分

 ソーシャルキャピタルを生かした交通需要管理(TDM)の諸施策
コーディネーター 藤井聡(東京工業大学)〜




15時00分〜16時45分


過疎地域の活性化に向けたソーシャルキャピタル 
〜コーディネーター 小林潔司(京都大学)・田村亨(室蘭工業大学)〜

 
17時00分〜17時40分 


総括討議 今後の研究と地域づくりの実践へ向けて 
〜コーディネーター 小林潔司(京都大学)〜