地域公共交通シンポジウムin静岡~多様な視点から「おでかけ」を考えよう~

土木計画学ワンデーセミナー NO.65
地域公共交通シンポジウムin静岡~多様な視点から「おでかけ」を考えよう~

 持続可能な地域をつくりだすために、公共交通の確保維持改善をいかに進めるかは、実務的に重要かつ喫緊の課題であるとともに、学術的にも興味深いものとして、近年、土木計画学分野など様々なアプローチから調査研究が行われてています。
 その1つとして、科学研究費補助金プロジェクト「地域公共交通サービス供給が地域住民のQOL向上に与える効果に関する研究」(代表:加藤博和・名古屋大学環境学研究科准教授)では、土木計画学分野の若手研究者が集まり、地域公共交通の社会的必要性とサービス水準の設定、そして費用効率性を高めるための運営・運行方式を選定する方法論を確立することを目的として、3年間研究を進めてきました。
 本シンポジウムは、プロジェクトメンバーに加え関連研究者にもご参画をいただき、総括を行うとともに、自治体実務担当者など関係各方面へ研究成果をフィードバックすることを目的として開催いたします。

■日時:平成24年2月27日(月)13:15~16:50(開場:13:00)
■主催:国土交通省中部運輸局企画観光部、静岡運輸支局
    土木学会土木計画学研究委員会
■協力:「地域公共交通サービス供給が地域住民のQOL向上に与える効果に関する研究」プロジェクト
    (平成21~23年度 科学研究費補助金採択研究課題)
■場所:静岡駅ビル「パルシェ」7階 第1・第2・第3会議室
    (静岡県静岡市葵区黒金町49)
    ※「パルシェ」はJR静岡駅の駅ビルです。
     お越しの際は、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
■内容:
 ・基調講演「交通基本法案をめぐる状況について(仮題)」
      国土交通省総合政策局公共交通政策部 石井 昌平 参事官
 ・リレー講義
 「交通事業者をとりまく状況」 大分大学 大井 尚司 准教授
 「自治体の交通計画について」 岡山大学 橋本 成仁 准教授
 「活動機会に着目した地域公共交通計画」
香川高等専門学校 宮崎 耕輔 准教授
 「福祉有償運送・STSと交通計画」 大阪大学 猪井 博登 助教
 「複数市町村の連携」 名古屋大学 福本雅之 技術補佐員
 「住民参画~中国地方の事例」 米子工業高等専門学校 加藤 博和 准教授
 「デマンド交通」 首都大学東京 吉田 樹 助教
 「地域公共交通の制度活用について」 名古屋大学 加藤 博和 准教授
 ・パネルディスカッション
   聴講者の疑問・質問をテーマに、リレー講義の講師陣が議論を行います。
■定員:120名 先着受付順
■申込方法:参加申込書を以下のホームページからダウンロードの上、所定の様式にてお申し込み下さい。
 http://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/tsukuro/info/pdf/23sinpoinsizuoka.pdf

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