土木学会コンサルタント委員会
第8小委員会 第19回 議事録
日 時:平成14年12月4日(金)14:30〜19:00
場 所:オリエンタルC会議室
出席者:上野(オリエンタルC)、西(名古屋大)、大曽根(オリエンタルC)、田邊(西部技術C)、白水(中央復建C)、伊藤(福山C)、 林(アイ・エス・エス)、奈良(ドーコン)※敬称略
議 題:1)成果品原稿について
2)今後の作業スケジュール
資 料:@成果品原稿、A市民参加型道路計画のプロセスのガイドライン
議事概要:
■市民参加型道路計画のプロセスのガイドラインについて
同資料(国土交通省道路局)が中村氏より提供された。
■平成14年度出版企画(成果品)について
共通事項について
- 各項はじめの内は、ゴシック体とする。
- “意志”→“意思”に変更。 ※各章も同様
- 最終的な製版は白黒を基本とするが、CG・パース等が掲載されるページについては、必要に応じてはカラーとする。
第1章について
- “公共事業”→“社会資本整備”に変更。 ※各章も同様
- “建設コンサルタント”→“コンサルタント”に変更。 ※各章も同様。
- “行政など事業者”→“行政・事業者”に変更。行政=事業者ではない。行政は本来、市民の側にあるべきもの。 ※各章も同様。
第2章について
- 2−1については、担当の鶴見氏欠席により議論されなかった。
- 2−2(1)表の分類は、道路、河川、まちづくりとする。※3−2と整合を図る。
- 2−2(2)の文章がゴシック体のため明朝体に変更する。
- 2−2(2)の市民と行政の関与イメージ図を、1)〜3)の違いが明確にわかるように修正
- コラム“住民と市民の違い”を本文(半ページ程度)として、2−1(4)の後に挿入する。※幹線道路事業の場合、沿線は反対多いが、事業箇所から離れるにつれ賛成が多くなるといった例に盛り込む。ダム事業でもよい。
- 2−2(3)の合意形成手法の一覧表、見学会の施工にも○をつける
- 同表において、審議会が全て○とするには問題があるため再考する ※従来型の審議会では問題があるからこの委員会がある。
- 意思決定の手法がワークショップ
- 2−3−3(3)のうち、コンサルタントの役割は独立させずに文章をつなげる。
- 本書における、“意思決定”とは“合意形成プロセスにおける参加者間の意思決定”をを指す。“議会等における最終的な計画決定、行政判断”とは区別する。
- 2−3−5に、意思決定したものをどのような形で成果として残すかを記述する。(提言書、報告書など)
- 2−2(3)と2−3−5の表の整合を図る。
- 2−3−4のイメージ図は、林氏提供のものに変更。
- 2−4(1)合意形成のための代表的な手法と2−4(2)同意見の総合評価分析手法、2−4(3)同説明ツールは本文とは切り離し、巻末に参考資料として挿入。
- 但し、各項の説明ページの文章は、それぞれ2−2(3)、2−2(4)、2−3−4の本文につなげる。
- 2−4(2)SD法について上野氏が資料提供する。
- 2−4(2)の分析手法と2−2(4)の一覧の整合を図る。
- 2−4(3)2)模型の事例写真は、@参加の中で市民がつくるもの、Aプロがつくるものを載せる。なお、模型の事例写真は上野氏が資料提供する。
- 2−4(4)PCMはコラムに変更し、2−2(5)の後に挿入する。
第3章について
- 3−1(6)のとりまとめ表は削除する。
- 3−1(7)コンサルタントの役割は、独立させずに前項(6)今後の課題の中に組み込む。また、課題は“費用面での課題”、“体制上の課題”、“運営上の課題”…といった整理も検討する。
- 章立ては、“3−2−1道路”、“3−2−2河川”、“3−2−3まちづくり”とする。
- 出版前にヒアリング先に記載内容を確認する。
- 参加事例のタイトルは、“○○による○○の整備”といった表現で統一する。事業(箇所)名等は本文で整理する。例:大内・白鳥町:“PI方式による幹線道路整備”
- 帳票の修正しない。事業名のままでよい。
- 全てのヒアリング帳票を巻末に掲載する。
- 外環の事例には第3者委員会による活動状況も盛り込む。
第4章について
- 4−3(2)プロデューサーは、コラムに変更して、1枚に集約できないか。
- 4−3(3)の右下図の“主催者側”→“行政・事業者”に変更。
- 4−3(3)の右下図の“専門分野のエキスパート”という表現はやめて、“まとめあげていく(≒マネジメント)”といった表現のものに変更。
- 4−3(1)は“役割”、4−3−(3)は“もつべき資質”に変更。
- 4−2で指す“コンサルタント”は“これまでの(従来型の)コンサルタント”ということが明確にわかるように修正する。
- 4−3(3)新しい役割には、倫理観なども必要な技能として加える。継続的な技能研鑽も必要。
第5章について
- 今回の第1章〜4章の議論内容を踏まえ作成する。
- 次回委員会までに第5章のための委員会(もしくは幹事会)を行う。
■成果品のコンテンツと今後の作業スケジュール
- 次回予定:平成15年1月16日(木)13:30〜 オリエンタルB会議室(渋谷)
以上、文責 奈良