■日 時:2003年10月30日(木) 13:30〜16:00
■場 所:(社)土木学会 C会議室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目無番地(外濠公園内)
TEL.03-3355-3559
■出席者:中村裕司(アイ・エス・エス),香月 智(防衛大学校),空 聡子(アイ・エス・エス),保田敬一(ニュージェック)
■欠席者:阿部賢一(PFI研究会理事),大橋治一(Parsons),佐藤 隆(ドーコン),鈴木 誠(清水建設),中野 修(北海道道路管理技術センター),西山英勝(日刊建設通信新聞社)
■記 録:保田敬一
■配布資料:
5-1.第4回小委員会議事録(案)
5-2.平成15年度第2回コンサルタント委員会開催案内
5-3.第2回コンサルタント委員会(20031105)でのPowerPointによる小委員会報告要領(案)
5-4.第2回コンサルタント委員会での第4小委員会報告(配付用:A4)
5-5.第2回コンサルタント委員会での第4小委員会報告(PowerPoint)
5-6.報告書作成要領(案)報告書執筆目次(案)
5-7-1.NPM理論の概要(香月委員)
5-7-2.NPM理論が目指すところ(佐藤委員)
5-7-3.二者構造発注時代のメリット(阿部委員)
5-7-4.NPM的視点による二者構造発注形態のデメリット(保田委員)
■議 題:
1.前回議事録(第4回)の確認 (資料5-1参照)
・第4回小委員会議事録の確認があり、議事録は承認された。
2.次回のコンサルタント委員会報告 (資料5-2〜5-5参照)
・次回のコンサルタント委員会は11/5に開催される。
・11/5提出の資料(資料5-4,5-5)を提示し、議論した。
・配布用の資料はこれでOK.
・PowerPoint版では、第4小委員会の報告書印刷費用を親委員会から数万円負担してもらうことを中村さんが11/5に確認する。
・また,全体(コンサルタント委員会)として,報告書を作成するのかどうかも中村さんが11/5に確認してもらう。
・kinco(?)に出せばもっと安く印刷製本ができる。
・活動成果については、@シンポジウム開催、A報告書ではなくガイドラインというのを当初想定していた(中村小委員長)。
3.報告書作成(各自の宿題についての議論)(資料5-6〜5-7,5-8-1〜5-8-4参照)
・全体の構成として,第1章と第2章でこの第4小委員会の理想とする三者構造の仕組みを示す。そして,第3章で、国内外の三者構造の事例を挙げて、理想的な三者構造はこうあるべき,日本の三者構想はこうあるべきという考察や提言を示す。
・国内外の三者構造の事例を示すだけではインパクトが弱い。
・三者構造のパターンとしては、@行政<>市民,A行政<>コンサルタント<>市民,B行政<>先生<>市民,C行政<>NPO<>市民がある.これらの事例を集めるようにする。@の二者構造のパターンではうまくいかないことが多い。
・NPMの視点としては、今後の市町村の経営を行っていくためには、是非NPM的な考え方が必要である。これまでは経営という観点が全く欠けていた.ここに第3者がどのようにしてアドバイスしていくかが関係してくる.
・地域の本当のニーズを発注者は吸い上げる努力をすべきである。これがNPM的視点である。このニーズ把握のフェーズでコンサルタントが入り込む余地がある。
・香月委員作成の原稿:”します”表現→”する”に修正
・阿部委員作成の原稿:図表をできるだけ入れること.また,サブタイトルも必要。
・保田委員作成の原稿:阿部委員作成の原稿と合わせて、第2章の構性を見直す。例えば、(1)二者構造と三者構造の定義,(2)二者構造と三者構造のメリット,デメリットなど
4.今後の活動方針
・報告書の第3章は中村小委員長が構成を再度見直す。
・シンポジウムは開催する方向で検討する。
・次回までに第1章から第2章までを完成させ、この小委員会としての三者構造の合意をえる.
・シンポジウムのタイトルは、例えば、「地域密着型を目差した町づくり(地域おこし)の事例」である.この地域密着型を目差した町づくりは,三井物産が既に行っている。3万人以下の市を対象にして、首長のアドバイザ的な業務(景観、街路形成、観光開発など)を行っている。本も出版しているようで,後日空さんから紹介していただく。
・この三井物産の人にパネラ-を依頼するのも一つの方法である.
・シンポジウムの出席者は、@自治体のNPMで困っている人、A首長,B、街づくり関係のコンサルタントなどが考えられる。
・関学の教授:村尾さんがNPMや事業評価に詳しく、パネラー候補である。
5.今後の予定
・次回小委員会(第6回)の予定
日時:2003年12月1日(月)または12月3日(水)
場所:清水建設
ご講演の予定:なし
以上