コンサルタント委員会
第14回コンサルタントシンポジウム
「国際化と地震防災〜構造技術者の役割と育成〜」
厳しい経済状況と国民の視線の下で、子孫へ引き継ぐ良質な社会基盤整備を進める役割を担っている我々コンサルティング・エンジニアは何をなすべきかを,2000年という節目を迎えた今,見つめなおす必要があります。構造技術者にとって最もホットな話題である国際化と地震防災に焦点を当て,シンポジウムを企画いたしました.国際化に関しては,今後の国際化の進展や性能規定型設計への移行などの状況を踏まえて,構造設計に携わる技術者が今後どのようにこの新しい国際化の潮流に対処すべきかという提言を行いました.一方,地震防災に関しては,「阪神・淡路大震災対応技術研究特別委員会(’95.11〜’97.4)」報告をうけて,実務技術者の立場で次の大地震への対応に必要な3つの課題について研究し,提言をまとめたものです.
− 記 −
1.主 催:土木学会(担当:コンサルタント委員会)
2.開催日:2000年7月12日(水) 10:00〜16:20(受付開始 9:30)
3.場 所:中央大学駿河台記念館370号室(千代田区神田駿河台3‐11‐5)
4.プログラム:
10:00〜10:10 開会挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンサルタント委員会委員長 |
第1部:国際的な構造設計技術者の育成(第7小委員会) |
10:10〜10:30 研究の経緯と目的 ・・・・・・・・・ 小委員長 松井謙二(建設技術研究所) |
10:30〜11:00 国内外の社会的・技術的環境の違い・・・・・・・・ 中村裕司(アイエスエス) |
11:00〜11:30 設計コードに関する国内外の動向・・・・・・・・・・・・ 鈴木誠(清水建設) |
11:30〜11:40 <休憩> |
11:40〜12:10 コンサルティング・エンジニアのあり方の提言・・・ 保田敬一(ニュージェック) |
12:10〜12:30 質疑応答 |
12:30〜13:30 <昼食> |
第2部:耐震設計技術者に求められる役割(第6小委員会) |
13:30〜13:50 研究の経緯と目的・・・・・・・・・・・・ 小委員長田中努(オリエンタルC) |
13:50〜14:30 耐震設計実務者のあるべき姿と次世代の教育・・・・・ 橋本至(北海道開発C) |
14:30〜15:00 地震防災の適正投資水準に関する社会的合意形成・・・・・・ 矢部正明(長大) |
15:00〜15:20 <休憩> |
15:20〜15:50 技術者の震災時行動体制と社会貢献・・・・・・・・・・・ 向山栄(国際航業) |
15:50〜16:10 質疑応答 |
16:10〜16:20 閉会挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンサルタント委員会幹事長 |