Civil Engineering Design Prize 2001, JSCE
筑波研究学園都市ゲート
所在地:茨城県つくば市
氏名
所属
役割
西沢 健
株式会社GK設計 全体総括
宮沢 功
株式会社GK設計 業務責任者、基本コンセプト、デザインディレクション
丹羽譲治
株式会社GK設計(当時) 基本計画、デザイン方針、基本設計
渋谷陽治
住宅都市整備公団筑波開発局局長(当時) 事業計画
田中一雄
株式会社GK設計 基本設計及び実施設計実務担当
・相貌的知覚は幼児に固有のものであっても、そのような性向は人の環境知覚の仕方に残ると見る。読み解こうと務めるのではなく、瞬時の了解としてまちの表情を読みとるとき、よきサインは大きな影響をもつ。つくばという都市の性格を表現するかたちと色と材質をもって佇立する柱は、単なるランドマークとしてだけでなく、まちの品格をイメージさせる。こうした、“小土木”に類する構造物やサインをもっと大事にしたいものである。(榊原)

・列柱をゲートとする発想は当時も今もその新鮮さを失っていない。シンプルでかつ洗練された形態は好印象を与え、筑波研究学園都市の品位を決して損なうものではないであろう。こうした町のゲートあるいはモニュメントは日本の至る所で見かけるが、それらは変に彫刻的であったり、幼稚なデザインのものが多い。それらが如何に町の品位を傷つけているかを認識し、こうしたゲートにも景観設計の芽を根付かせたいものである。(杉山)
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