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所在地:千葉県浦安市猫実〜堀江 地図
事業者:千葉県葛南土木事務所河川改良課、浦安市土木課 |
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氏名
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所属
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役割
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小野寺康
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有限会社小野寺康都市設計事務所取締役 |
水辺空間コンセプト形成、基本設計、修景部詳細設計(全体とりまとめ、護岸・プロムナード等の意匠および設計)、現場監理(デザイン監理) |
南雲勝志
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ナグモデザイン事務所 |
防護柵・照明柱の意匠および設計 |
太田雄三
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開発エンジニアリング株式会社 |
下部工および車道部詳細設計 |
千葉県葛南土木事務所河川改良課
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関係機関との調整、事業主体(河川部整備)、現場監理 |
浦安市建設部土木課
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計画・設計体制の確立、関係機関との調整、事業主体(道路部整備)、現場監理
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篠原 修
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東京大学教授 |
設計監修 |
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・この水辺空間整備事業は、水門で締め切られた低水路において、護岸にレンガを使い、テラスと小段を交互に設け、舗装面や防護柵、照明などの細部まで配慮されており、整備区間前後の従来のコンクリートと鋼矢板の直壁護岸と比較して歴然たる違いを見せ、周辺住民からも親しまれており、優秀作品に値すると感じた。ただ、私が見学した時はレンガ護岸の下の鋼矢板が見えており、事後の水位管理まで配慮する必要性を感じた。(大熊)
・市街地内の運河とはどのようにあるべきかという課題と、浦安のこの地がどうあるべきかという2つの課題を合わせて解いた結果が、この作品である。とするなら、なぜ護岸が煉瓦貼りなのかという疑問が起きる。オランダあたりの運河の意匠を移入しただけで、この地の地域性を無視しているのではないか。しかし、設計者の素材選択とディテールにはこだわりがあって、安直な移入だと糾弾することをためらわせる。運河周辺の住宅が、煉瓦造風にメタモルフォーズしつつあるのも面白い。あるいはこの作品からこの地の景観形成の新しい歴史が始まるのかもしれない。(齋藤) |
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