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所在地:大分県別府市荘園町6組 地図 事業者:別府市建設部土木課 |
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別府市西部の県立南立石公園と国立西別府病院を結ぶ歩道橋である。構造形式をサスペンアーチ構造とし、友好都市・中国烟台市産花崗岩による床版を橋本体の構造体とした、構造原理が素直に造形的に表現されたデザインが評価できる。 古くに砂防工事がされ、近年遊歩道やポケット広場等が整備された境川からの眺望は、遠景として西に鶴見岳、東に別府湾を背景に軽やかに浮遊し、美しい姿が表現されている。 ただ、設計者の責任の範囲外ではあるが、病院、公園をつなぐ橋詰め広場の段差とスロープ等バリアフリー化への改良が必要である。(佐々木政雄) 緊張感のある美しい橋である。上向きの曲率を持つ路面、下向きの曲率を持つ鋼材が、アーチと吊システムを構成し、共同して荷重に抵抗する合理的な構造である。 |
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