平成17年度 第2回 土木学会舗装工学委員会
定例委員会 議事録
日時:平成18年5月25日(木) 15:00〜19:45
場所:中央大学後楽園キャンパス3907会議室,アルカディア市ヶ谷私学会館
出席:丸山暉彦[長岡技大],笠原 篤[北海道工大],伊藤彰彦[ガイアートT・K]
久保和幸[土木研究所],小林昭則[大成ロテック],栗谷川裕造※[日大]
佐々木俊視[佐藤渡辺],佐野正典[近畿大],七五三野茂[日本道路公団]
田井文夫[日本道路],武市 靖[北海学園大],竹田敏憲[ニチレキ]
田高 淳[寒地土木研究所],中村俊行[土木研究所],西澤辰男[石川高専]
袴田文雄[阪神高速道路],八谷好高[港湾空港研],姫野賢治[中央大]
牧 恒雄[東京農大],松本孝之[NIPPO],吉村啓之[前田道路],小関裕二[大林道路]
秋本 隆[ニチレキ],□竹内 康[東京農大],東 滋夫[鹿島道路]
根本信行[NIPPO(次期委員)],阿部長門[東亜道路(次期幹事長)] 計27名
※加納陽輔氏が代理で出席
欠席:小田桐直幸[駐車場振興機構],奥平真誠[世紀東急],川村 彰[北見工大]
木下庄次[大成ロテック],藤田晃弘[名城大学],松井邦人[東京電大]
村井貞規[東北工大],横田 漠[宮崎大],吉田信之[神戸大学]
尾本志展[NIPPO],田口 仁[福田道路],村山雅人[東亜道路] 計12名
配布資料:
【pz05-2-1】議事,第1回議事録
【pz05-2-2】舗装構造小委員会報告
【pz05-2-3】舗装設計小委員会報告
【pz05-2-4】舗装環境小委員会活動報告
【pz05-2-5】路面性状小委員会活動報告
【pz05-2-6】国際舗装技術交流小委員会活動報告
【pz05-2-7】「舗装工学論文集編集小委員会」活動状況報告
【pz05-2-8】舗装材料小委員会 活動報告
【pz05-2-9】企画運営小委員会 活動報告
【pz05-2-10】舗装教育小委員会活動報告
【pz05-2-11】舗装標準示方書小委員会活動報告
【pz05-2-12】重荷重舗装研究小委員会 設立趣意書
【pz05-2-13】決算について
【pz05-2-14】次期委員会体制について
【pz05-2-15】舗装工学委員会内規
【pz05-2-16】JBIC依頼について
【pz05-2-17】一般社会とのコミュニケーション活動調査について
【pz05-2-18】幹事会議事録
・舗装工学研究者交流会開催について
議事内容:
はじめに
定例委員会開催に先立ち,栗谷川委員の代理として加納氏の出席,次期委員である根本氏,次期幹事長である阿部氏の本会議の出席について説明された.
1.
委員長挨拶
第2回定例委員会開催にあたって,丸山委員長より挨拶があった.
2.
平成17年度第1回定例会議議事録について
小関より,平成17年9月に開催された委員会の議事録が説明された.主な内容は以下の通り.
1)舗装性能小委員会は昨年6月のセミナー後に活動を中止したので,本会議での報告はなし.
2)各小委員会報告のその後の活動については,本会議にて報告される予定である.
3)舗装教育小委員会など,新たに発足した小委員会についても本会議にて報告がある.
3.
各種小委員会報告
(1)舗装構造小委員会
東幹事より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
ライブラリー3の講習会について検討中である.
2)
8/28に東京電機大学神田校舎で開催する予定で学会誌,舗装誌に案内を掲載する.
3)
パソコンへのインストール方法,先着順の申込み(偏らないか?),パソコンの持ち込みについて,などが議論された.
(2)舗装設計小委員会
竹内幹事より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
2007年6月にまとめる最終報告書は,委員会の内部資料とする.
2)
報告書の詳細は未定であり,ライブラリーにしても売れないだろう.
(3)舗装環境小委員会
竹田委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
ライブラリー4,5は7月末または8月初旬に発行される予定である.
2)
ライブラリーのタイトルについてはもっと考えて欲しいと言われている.
3)
全国大会で開催する研究討論会「都市景観における舗装のあり方」は9/21に開催予定であり,座長は牧先生,話題提供者は国総研の並河室長,東京都の石川氏,東北工業大学の村井先生,大成ロテックの水野氏である.
(4)路面性状小委員会
秋本幹事より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
PIARC共通試験の翻訳について,中村委員が道路協会に確認する.
2)
路面性状に関する用語集が舗装工学委員会のホームページに掲載されている.
(5)国際舗装技術交流小委員会
姫野委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
2007年日中舗装技術WSは,北海道大学学術交流会館で開催する予定である.
2)
2008年ICPTは,札幌コンベンションセンターで開催する予定である.
3)
2010年ICAPは,道路協会主催で立候補しているが,舗装工学委員会も何か協力する.
4)
ICAPは中国が積極的で,日本と競合している.8月には決定する.
(6)舗装工学論文集編集小委員会
八谷委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
投稿要項を一部修正し,ホームページで既に第11回の論文募集を始めている.
2)
第11回舗装工学講演会の参加者は計120名.
(7)舗装材料小委員会
小林委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
平成19年5月までに成果のまとめと公表を予定している.
2)
アスファルト混合物分科会ではバインダについて調査している.
3)
路床・路盤分科会では,変形係数について整理している.
(8)企画運営小委員会
小関より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
企画運営小委員会は,交流会およびホームページの更新を今後のメインとなる.
2)
講習会やセミナーは小委員会が主体となり,企画運営小委員会は協力する.
3)
平成18年度交流会について,佐野委員から説明があった.
(9)舗装教育小委員会
西澤委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された,主な内容は以下の通り.
1)
教育に使えそうなものがあれば,協力をお願いしたい.
2)
およそ2年を目途に活動する.
(10)舗装標準示方書小委員会
八谷委員より,配布資料に基づき活動報告および活動予定が示された.主な内容は以下の通り.
1)
今年度中には,印刷および発行される.
2)
出版委員会に参加している姫野委員より出版物の情報が紹介された.
・H.13年度版(舗装編)は,約12,000部売れている(コンクリート委員会の実績).
・ライブラリー1〜3については,黒字である.
4.
その他
1)重荷重舗装研究小委員会の設立趣意書について八谷委員から報告された.
・重荷重という用語について議論された.
・委員会において,委員会発足が承認されたので,メンバの募集を始める.
2)決算について報告された.
・次年度の予算は,次期幹事長が予算化を含め,配分等の検討を行う.
3)次期委員会体制について報告された.
・新任の委員について,役割等が説明された.
4)舗装工学委員会の内規について報告された.
・既にホームページにアップされている.
・舗装工学委員会委員の選出に関する細則は,選出方法,交代,退任などを含め再検討する.
・細則については,次期幹事長が検討する.
5)国際協力銀行からのベトナム調査依頼について報告された.
・舗装工学委員会から土木専門家として佐々木氏[NIPPO]が派遣された.
6)一般社会とのコミュニケーション活動調査結果について報告された.
・舗装工学委員会として社会コミュニケーション委員会に回答した結果が説明された.
7)幹事会の議事録について説明された.
8)FWD研究会がNPO法人化されたことが報告された.
・今後,NPOから委託研究があるかもしれない.
9)その他
・情報交換など.
以 上(文責:大林道路 小関)