平成16年度 第2回 舗装材料小委員会

議事録()

 

日時:平成1734日(金)15001730
場所:中央大学理工学部 6号館7 6701教室
出席者:安倍隆二,伊藤薫,伊藤達也,上坂憲一,大河内宝,大道賢,小池俊久,向後憲一

小林昭則,関根悦夫,清水浩明,橋本喜正,林信也,姫野賢治,丸山記美雄,村山 雅人

森嶋 洋幸,八子 貴之,焼山 明生
(敬称略  五十音順)

配布資料:pm-2-1 第2回舗装材料小委員会議事次第

     pm-2-2 第1回議事録

     pm-2-3 再生混合物の現状と検討課題(村山資料)

     pm-2-4 他産業再生資材(安倍委員資料)

     pm-2-5 非鉄スラグについて(小池委員資料)

     pm-2-6 溶融スラグの有効利用(大河内委員資料)

     pm-2-7 バインダの評価について(大道委員資料)

 

議事録:

1.新加入委員の紹介

 関根悦夫氏(()鉄道総合技術研究所 軌道技術研究部 軌道・路盤研究室 室長)が新たに参加することとなった.

 

2.前回議事録の確認
道路協会とのWGとの調整に関する記述に関し,調整は特に考えず,学会は学会で進めることとなった.

 

3.勉強課題の発表
 1) 発表

パワーポイントおよび配布資料を使用し,各15分程度で課題の調査結果の発表を行った.

再生アスファルト混合物 → 村山

他産業再生資材     → 安倍委員

非鉄スラグ       → 小池委員

溶融スラグ       → 大河内委員

ARバインダ       → 八子委員

バインダ評価      → 大道委員

2) 発表に関する質疑応答および自由討議

主な討議内容を以下に記す.

     アスコンの分別収集は必要ではないか?

→ 再生混合物製造所のヤードは,分別収集・保管には十分に広いとは言えず,困難なのが現状である.

     再生骨材中の旧アスファルトが改質であるかどうかの判断は,現時点でできるのか?

→ 化学分析を行えば判別できるが,実用的な簡易な試験で判別する方法は確立されていない.独法土研で判別方法を検討しているという報告もある.

・ 他産業再生資材を用いた舗装をリサイクルしたという例はあるのか?

→ 試験的にはあるかもしれないが運用規模ではないと思われる.しかし,リサイクル(あるいは再利用)のリサイクル(再利用)も考慮した有害物含有基準や溶出基準、配合割合の制限などの設定が必要になってくるのではないか.

  ・ バインダの評価試験にはSHRPPGのように供用劣化を考慮することが必要である.

 

4.次回の勉強課題

 以下の課題について調査を行い,担当者が報告することとなった.

 詳細な調査を行うものではなく,今後の分科会活動のテーマ設定の切っ掛け,あるいは議論のシーズを提供することを念頭に概略調査を行うものとする.

課 題                           担当者

環境規制(基準)と舗装材料(リサイクル含む)                 森嶋委員

 海外のバインダ評価の現状と方向性 :ASTMCEN,アジア(中国)        村山

 海外のアスファルト混合物評価の現状と方向性 :SHRP(アメリカ),ヨーロッパ  向後委員


5.次回開催日程

日時:平成17428() 15 :0017:30

場所:未定(後日連絡します)

                             以 

(文責:東亜道路工業 村山)