平成17年度 第4回 舗装材料小委員会
議事録(案)
日時:平成18年3月3日(金)15:00〜16:30
場所:中央大学理工学部 6号館 7階 6701教室
出席者:小林昭則,大河内宝,大谷正雄,大道賢,向後憲一,小関祐二,坂本寿信,佐藤研一,
清水浩明,関根悦夫,鳥潟隆悦,林信也,姫野賢治,丸山紀美雄,美馬孝之,森嶋洋幸,
大竹真紀子(八子委員代理),焼山明生,村山雅人 (計19名,敬称略 五十音順)
配布資料:pm-05-4-0 平成17年度 第4回舗装材料小委員会議事次第
pm-05-4-1 平成17年度 第3回舗装材料小委員会議事録
pm-05-4-2 アスファルトバインダの品質および評価方法に関する調査
pm-05-4-3 路床・路盤分科会第2回分科会議事録
pm-05-4-4 タイヤリサイクルゴムの土木分野での新活用法
議事録:
1.前回議事録の確認
・ 小型FWDの講習会とはどういうことか? → 小型FWDのワーキングと連携をとって路
床・路盤に関する講習会を検討してはどうかということ
・ 文科会 → 分科会
2.分科会活動報告
1) アスファルト混合物分科会活動報告
向後分科会長より,pm-05-4-1の資料をもとに活動状況について報告があった.
以下に主な内容を記す.
@ 2/16に2回目の分科会を実施し,NCHRP rep459の内容報告会の一部を行った.現在,他の部分に読み進めている段階である.今後も報告会を行いながら理解を深めて行く.CENと国内の調査を合わせて取りまとめていく.
A NCHRP rep459内容の一部について簡単な報告があった.
・ 美馬委員:耐流動性
SHRPのSUPERPAVEが改質アスファルトに適用できるか→繰り返しせん断試験と必ずしも相関性が良くない
DSRによる繰り返しクリープ試験が相関がよい
・ 清水委員:疲労ひび割れ
エラストマー改質アスファルトは疲労寿命が多きい
混合物の疲労寿命にはバインダの影響が大きい
DSRを用いたバインダの疲労試験は疲労寿命と相関が高い
散逸エネルギー比率によるアプローチは有効である
・ 丸山委員:低温ひび割れ
混合物の間接引張試験とBBRとDTTの結果を対比させて評価する手法が検討されている.
クリープコンプライアンスの傾き(me)なる指標が,混合物の温度応力緩和を表す
・ 大河内委員:締固め特性
締め固め過程におけるゼロせん断粘度評価が行われている
ゼロせん断粘度の簡略化が検討されている.
2) 路床・路盤分科会活動報告
関根分科会長より,pm-05-4-2の資料をもとに活動状況について報告があった.
以下に主な内容を記す.
・ 国内の文献の洗い出しを実施中.
・ 1/27に分科会を実施した.
・ 今後も引き続き文献調査を行う.
3) 討議
主な討議内容は以下のとおり.
・分科会の進捗状況を全員が把握するためにPDFでwebに貼り付けてもらいたいと思うが,
→ 路床路盤分科会:途中経過を出すことはできる.
→ アスファルト混合物分科会:翻訳のままでは理解できないと思うので整理する必要がある.
・ アスファルト分科会の日程調整結果
平成18年4月25日(火) 15 :00〜17 :00 舗装材料小委員会 土木学会C会議室
3.その他の報告
ブリヂストン大竹様より,タイヤリサイクルゴムの土木分野での新活用法について報告があった.
・ 提示いただいた資料をwebに貼り付けてよいか?
右のアドレスに掲載していただきました.→ http://strasse.hp.infoseek.co.jp/
4.次回小委員会開催日程
日時:平成18年6月30日(金) 15 :00〜17:30
場所:土木学会 A会議室
予定議事:分科会活動の中間報告(パワーポイントを使用して報告する)
以 上
(文責:村山)