技術倫理協議会 第4回公開シンポジウム報告
産官学における技術倫理の確立
−内部通報などの倫理問題にどう対処するべきか―
主 催:技術倫理協議会
共 催:応用物理学会、化学工学会、土木学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本建築学会、日本工学アカデミー、日本工学教育協会、日本技術士会、日本原子力学会、電気学会、日本化学会(以上、技術倫理協議会参加団体)
後 援:日本工学会、日本技術者教育認定機構
日 時:平成20年12月1日(月) 13:00〜17:00
場 所:(社)土木学会講堂
開催趣旨:近年、公共工事に関する談合、食品の安全など企業・個人の職業倫理を問われる社会的問題が頻発しており、公的機関がかかわる官製の不正も少なくない。また、大学や研究機関における、研究費の不正使用や研究倫理にもとる事例も後を絶たない。一方、公益法人改革のなかで、学協会は公益法人化のために必要な改革が求められている。このように、産官学のいずれにおいても、技術倫理の確立が求められている。そこで、本シンポジウムにおいては、産官学のそれぞれの立場から実例を交えながら具体的な取り組みをご紹介いただくとともに、講師の先生方を交えたパネルディスカッションを行い、学協会が倫理問題に対してどのように対処してゆくべきかを、参加者の皆さんとともに考えてゆきたい。
プログラム
1. 議長挨拶 :13:00〜13:15
池田駿介議長(東京工大、土木学会)
「学協会の公益法人化とその課題」
2. 基調講演:13:15〜14:45(各30分)
小林直人氏(産業技術総合研究所理事)
「産総研における研究倫理の取り組みについて」
松本洋一郎教授(東京大学総長特任補佐)
「科学・技術研究における行動規範について」
山崎 裕委員(日本技術士会理事)
「実例に学ぶ技術者倫理」
3. パネルディスカッション:15:00〜17:00
−内部通報などの倫理問題にどう対処すべきか―
コーディネータ:三木哲也委員(電気通信大、電子情報通信学会)
パネラー
小林直人氏
松本洋一郎教授(東京大学総長特任補佐)、
山崎 裕委員(日本技術士会理事)、
御園生誠委員((独)製品評価技術基盤機構理事長、日本化学会)
小野京右委員(日立製作所、日本機械学会)、
高橋信之委員(早稲田大学、日本建築学会)、
皆川 勝委員(武蔵工大、土木学会)
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