ライフライン技術小委員会では、
ライフラインの建設から維持管理に亘る情報化、ロボット化技術の普及・活用・促進
を図るための活動を続けています。
ライフラインとは: | 社会活動を支える基盤構造物として機能し、日常的に不可欠なシステム |
既存ライフラインの課題: | ①老朽化の進行 ②設置場所、利用状況、費用等による制約から容易に検査・補修を行いがたい現状 |
新規ライフラインの課題: | 限られた地下空間の有効活用と既存施設に対する安全性の確保 |
ライフライン事業分野での 自動化・ロボット化への取組: |
検査、診断、探査等を行う自動化・ロボット化技術の開発 ①トンネル検査 ②管内検査 ③道路下空洞調査 ④地中埋設物探査等 |
①トンネル維持管理におけるコンクリートの健全性を把握、評価する検査・診断技術 |
②地下施設の建設において近接施工を受ける既存構造物の計測・監視技術 |
③地下施設の建設における周辺埋設物、残置物件等のモニタリング・センシング技術 |
④上記技術のライフサイクルにおける幅広い応用、展開に関する検討 |
⑤今後の展望等を照会し、ライフラインに関与する土木技術者の参考書として出版を検討 |
道路、鉄道、地下鉄、上水道、下水道、電気、ガス、通信の8分野を調査対象とする |
活動目標: | ライフラインの建設から維持管理に亘るライフサイクル全体をとらえ、生産性、安全性の向上等に資する情報化、自動化、ロボット化について、将来像を検討し提言する |
ライフラインの建設から維持管理までのライフサイクル全体をとらえ、各分野に共通する課題を抽出する |
情報化・自動化・ロボット化に関する将来像の提言を目標とする |
今後の展望等を紹介し、ライフラインに関与する土木技術者の参考書として出版する |
© Japan Society of Civil Engineers