国際技術交流小委員会


活動内容 


 当委員会は、1990年にアメリカの国際交流組織PPI(People to People International)の招待を受けて土木技術者10数名が渡米し、米国の建設関係者と技術交流を行ったことを出発点にして、1990年に小委員会として発足しました。以来、土木技術に関連した技術者間国際交流を基本方針として活動を続けています。これまでの主な活動としては、VEに関する調査と講演会の開催、在日外国人技術者との意見交換、JICAにおける外国人技術研修生との技術交流会、建設省国際貢献推進事業の受託研究などを行って来ました。また、1995年度以降、国土交通省(旧建設省)、()海外建設協会の委託を受けて、東南アジア各国を訪問、行政機関や技術者協会などの現地技術者らとの技術交流会を続けております。

 現在行っている活動テーマは以下の通りです。

・ 国土交通省国際貢献推進事業の受託:日本の土木技術を英文で紹介する土木施工マニュアルの作成・更新を行うとともに、途上国現地に出向いて広く配布説明し、土木技術の紹介・技術者の交流を行う。

・ 国際協力事業団外国人建設研修生との技術交流会:技術プレゼンテーション、現場見学へ同行して意見の交換を行う。

・ 国際技術者間ネットワークの作成:活動を通じて知合った外国人技術者らとのネットワークを作成して、技術情報の交換を行う。

・ 現場見学会の実施:参加委員の技術習得のため話題性の高い現場見学を適時行う。

 



 2007年5月から6月にかけて、JICA集団研修建設技術開発・応用セミナーに協力しました。

        5月11日:    ジョブレポート
                           
・各国の研修生が本国の建設事情と各自の仕事内容を紹介

       
5月21日:   技術交流会
                           
・日本の建設技術の紹介と質疑応答
                           
・フリーディスカッション

   6月21日:  アクションレポート
                           
・各国の研修生が、日本での研修内容を本国にどのように応用するのかを発表

                            ・フリーディスカッション

 




2007年7月6日に国内交流会を実施しました。首都高速道路中央環状新宿線SJ22工区(1−2)富ヶ谷出入口トンネル(その2)工事の現場を世界各国からの留学生に見学してもらい、その後フリーディスカッションを行いました。

 

 

 


国際技術交流小委員会のホームページに戻る


土木学会建設技術研究委員会のホームページに戻る