本小委員会は、1999年をもって活動を終了しております.
平成5年あたりから、日本道路公団では東海大府高架橋の建設が始まり、主桁間隔6m以上の少数主桁橋の上部工が採用されることが多くなり、かつ、合成桁橋の復活が図られています。また、福岡北九州高速道路公社では積極的に鋼・コンクリートの合成も採用される計画であります。このように鋼橋の橋梁形式が大きく変る機運が生まれたのは、取りも直さず、床版に高疲労耐久性を確保することが可能になったためであります。また、建設業界も国際化を迫られ、橋梁の設計法についても国際的に通用する限界状態設計法を基本にした性能照査型設計法に早急に移行させなければなりません。このような状況から、土木学会鋼構造委員会の中に鋼橋床版の調査研究委員会が設立され、床版に関する疲労強度等に関する基礎研究の整理、開発競争中にある各種形式の床版構造と設計方法の現状、ならびに、性能照査型設計法の床版への適用性について3年間の検討を行うこととなりました。参加委員数は37名に上っています。
橋梁の合理化・コスト縮減が望まれている中で、各項目に対応した構造形式と床版での対応を明確にし、調査研究を行う.
鋼橋床版の調査研究に関する資料収集の場として、土木学会年次学術講演会の共通セッションを持つことを企画した.応募の申込を行ったところ、多くの機関からの参加申込があった.
鋼橋床版シンポジウムを開催した.
委員長 | 松井繁之 | 大阪大学大学院 |
幹事長 | 大田孝二 | ヤマト設計(株) |
副幹事 | 鄭慶玉 | オリエンタル建設 |
第1分科会 | ||
主査 | 堀川都志雄 | 大阪工業大学 |
幹事 | 横山広 | ショーボンド建設(株) |
内田賢一 | 建設省土木研究所 | |
佐々木一哉 | 首都高速道路公団 | |
佐藤辰巳 | パシフィックコンサルタンツ(株) | |
庄中憲 | 建設機械化研究所 | |
関口幹夫 | 東京都土木技術研究所 | |
嶽下裕一 | 日立造船(株) | |
鄭慶玉 | オリエンタル(株) | |
中西克佳 | 日本鋼管(株) | |
本間雅史 | 北海道開発コンサルタント(株) | |
松本茂 | 阪神高速道路公団 | |
前委員 | (奥野智) | 北海道開発コンサルタント(株) |
(川村勝) | 阪神高速道路公団 | |
(富永博夫) | 首都高速道路公団 | |
(若菜和之) | ショーボンド建設(株) | |
第2分科会 | ||
主査 | 若下藤紀 | 日本大学 |
幹事 | 高田和彦 | (株) 横河ブリッジ |
阿部幸夫 | 住友金属工業 (株) | |
上平謙二 | ドーピー建設工業(株) | |
街道浩 | 川田工業(株) | |
河西龍彦 | (株)宮地鐵工所 | |
久保圭吾 | (株)酒井鉄工所 | |
上阪康雄 | 新日本技研(株) | |
小林朗 | 日鉄コンポジット(株) | |
坂井田実 | 住友重機械工業(株) | |
日野伸一 | 九州大学大学院 | |
藤井康盛 | 新日本製鐵(株) | |
前委員 | (高木優任) | 新日本製鐵(株) |
(武内隆文) | 住友重機械工業(株) | |
第3分科会 | ||
主査 | 浜田純夫 | 山口大学 |
幹事 | 川畑篤敬 | 日本鋼管(株) |
秋元礼子 | パシフィックコンサルタンツ(株) |
このページに関するご質問,ご意見などは鋼構造委員会HP担当幹事の堀田(hotta@ne-con.co.jp)までお願いします.