2007年5月

構造工学論文集(土木部門)投稿要領


土木学会構造工学委員会
構造工学論文集編集小委員会

1.対 象
 外力,材料,強度評価,解析,調査,設計,景観,施工,維持管理など構造物に関わるあらゆるテクノロジーを対象にし,構造工学の発展に寄与する研究成果,技術成果,展望論文および工学的に価値の高い事例報告(部門および各部門の主旨は別紙参照).

2. 論文原稿
 1) 日本語または英語で書かれた論文.
 2) 他学協会誌等へ二重に投稿していない論文.
 3) 査読判定基準は一般の定期刊行論文集の査読基準に準じます(追記参照).
 4) 頁数は8ページを標準とし,最大12ページとします.
 5) 論文原稿のPDFファイルを作成し,Webより電子投稿にて投稿してください.
 6) 登載が認められた場合,下記の登載料を負担していただきます.


3.論文集の刊行とシンポジウムの開催
 構造工学論文集Vol.54AはCD-ROMで刊行されます.刊行は2008年3月中旬,シンポジウムの開催を2008年4月25日(金),26日(土)に予定しています.登載された論文は原則としてシンポジウムにて発表していただきます.なお,プログラム編成の都合により,同一講演者が複数発表を予定されている場合でも連名者の方に発表をしていただくことがあります.シンポジウムのプログラムは,2008年2月末までに,以下の構造工学委員会のホームページに掲載される予定です.
   ホームページ:http://www.jsce.or.jp/committee/struct/journal/index.html

4.査 読
 1) 3名の査読員によるフルペーパー査読となっています.
 2) 原則として査読は,希望査読部門(別紙,「部門および各部門の主旨」を参照)において行われます.
  ただし,査読部門は編集小委員会の判断で変更される場合もあるのでご了承願います.

5. 執筆要領
 1) 投稿原稿は通常のA4サイズで作成していただき,そのPDFファイルをWebより投稿していただきます(下記6).
  原稿の作成ならびにPDFファイルの作成は下記の2)〜8)に従って下さい.
 2) 本文は,A4サイズで作成することを標準とします.左右のマージンは2cm,上方のマージンは2cm,下方のマージンは2.5cmとし,総幅52文字分を25文字×2(中間スペースは2文字分)の2段で作成し,1ページ50行を標準とします.本文中の文字サイズは9ポイント程度を標準とします.(別紙,「原稿見本」を参照)
 3) 論文第1ページには,@構造工学論文集Vol.54A(2008年3月)の見出し(1行目左側),A土木学会(1行目右側),B論文題目和文および英文(センタリング),C著者名和文および英文(センタリング),D著者所属・住所(センタリング),E英文要旨(約70文字×11行を標準),F3,4個のキーワード,を原稿見本の体裁に従い記載して下さい.
 4) 論文のタイトルは簡潔で,その内容を十分に明らかに表現するものとして下さい.長い論文を分割して,その1,その2・・・とする連載形式は認めません. なお,J-STAGEへの掲載の関係上,タイトルに 「特殊文字,機種依存文字,ギリシャ文字,“〜”」 等の文字は使用しないで下さい.また,英文タイトルには 「全角文字」 を使用しないで下さい.
 5) 論文最終ページの本文の右段は参考文献で終わるものとし,その下に受付日を右詰めで入れて下さい.左右の段落の最終行(右段は受付日)はできるだけそろえて下さい.(別紙,「原稿見本」を参照)
  補遺:記号表等を必要とする時は参考文献の前において下さい.
 6) 原稿の中央下にページを付して下さい.(別紙,「原稿見本」を参照)
 7) 論文は,その内容が読者に理解できるように,簡潔,明瞭かつ平易に記述して下さい.特に全体的に冗長とならず,できる限り少ないページで完結するよう推敲を重ねて下さい.
 8) ここに特に定めたことおよび見本に指示のあることを除き,論文原稿中の本文および図表の作成レイアウトは土木学会論文集の原稿執筆要領に準じて下さい.査読は投稿されたPDFファイルに基づいて行われます.PDFファイルに欠損がありますと正しい査読ができませんので,著者の責任でPDFファイルには細心の注意を払って下さい.PDFファイルの作成には,土木学会論文集におけるPDFファイルの作成方法に従ってくださいhttp://www.jsce.society-service.net/pdf/index.htmを参考).
  カラーの図表を入れていただくことも可能です.ファイルサイズが3MB以下に収まっているか,フォントが全て埋め込まれているか,プリンタで印刷した際に文字化けや図表の画質に問題がないか,セキュリティーを設定していないか等,ご確認ください.さらに,掲載が決定し,(査読意見に対して修正されて)提出された最終原稿のPDFファイルはそのまま論文集(CD-ROM)に収納されますので,最終原稿提出の際もPDFファイルの質にご注意い願います.

6. 投稿の方法および締切り
 1) 電子投稿
  http://www.jsce.or.jp/committee/struct/journal/index.htmlのページより,「電子投稿へ」に進んでいただき,Webに従って投稿の手続きをしてください.連絡者の電子メールアドレスが必ず必要です.紙媒体による提出・投稿は受け付けません.なお,投稿に関するお問い合わせは下記へお願いします.
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内
    土木学会構造工学委員会構造工学論文集編集小委員会
                          担当 増永克也
                    電話 03-3355-3559(研究事業課)
                    E-mail: masunaga@jsce.or.jp
 3) 電子投稿締切期日
  2007年9月18日(火)午後5時
  締切日を過ぎますと,電子投稿システムの受付が遮断されますのでご注意ください.ただちに査読作業に入りますので遅延は認められません.

7.著作権について
 論文集に掲載された個々の著作物の著作権は著者に属し,本小委員会は編集著作権をもつものとします.また,著者は,論文集に掲載された個々の著作物について,著作権の行使を本小委員会に委任することとします.ただし,著者自らがこれを行うことは妨げません.
 共同著作された論文の著作権は,著作がなされた時点で氏名が掲げられた複数の著者に共有されます.このため,著者名の表示変更(著者の順番変更を含む)は原則として認めません.ただし,やむを得ず査読中に著者表示に関わる変更を行う場合には,編集小委員委員長宛に理由書を提出して下さい.小委員会にてその可否を判断します.

8. 査読結果の通知および最終原稿PDFファイルの提出
 1) 2007年12月下旬に査読結果を通知します.登載可と審査された場合は,電子メールにより修正依頼が送られますので,投稿者は査読意見を参考に原稿を吟味し,最終原稿を作成してください.最終原稿の体裁も上記5.に従ってください.最終原稿のPDFファイルを2008年1月中旬(通知時に明記)までにWebにより投稿いただくとともに,修正報告を入力していただきます.また,上記7.の通り,著者の変更は原則として認められません.なお,修正が不十分な時は,登載否となることがあります.最終原稿の体裁が添付見本の体裁と著しく異なる場合にも登載否となることがありますので注意して下さい.
 2) 2008年4月中旬開催予定のシンポジウムのプログラムは,上記3.に記してあるホームページに2月上旬に掲載されます.

9. 討議,回答および正誤表について(案)(検討中)
 1) 討 議
  討議用紙は,シンポジウム会場においてありますので,討議をされた方は討議用紙に記入の上,会場に設置された所定の場所に出して下さい.なお,討議用紙を提出されませんと,討議集には討議および回答とも掲載されませんことをご承知おき下さい.
  また,討議用紙は論文集CD-ROMにもございます.シンポジウム終了後に討議される方は,討議用紙にご記入の上,2008年5月19日(月)までに下記へお送り下さい.
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内
    土木学会構造工学委員会構造工学論文集編集小委員会
                          担当 増永克也
                    電話 03-3355-3559(研究事業課)
                    E-mail: masunaga@jsce.or.jp
 2) 回 答
  混乱を避けるため回答用紙はシンポジウム会場にはおいてありません.討議用紙が集まった段階で,各部門主査から論文の著者へ討議の回答用紙をお送り致しますので,2008年7月31日(木)までに,各部門主査まで回答をお送り下さい.
 3) 正誤表
  シンポジウム終了後に,論文に対する正誤表を出したい著者は,土木学会まで「正誤表の作り方」と用紙をご請求下さい.なお,正誤表は次年度の論文集に掲載されます.なお,提出の締切は2008年5月9日(金)とします.

10. 部門および各部門の主旨
   別 紙 参 照

追 記
 掲載可否の判定基準は,査読つきの専門学術・技術誌(たとえば土木学会論文集)と同程度とする.例えば,次のような場合は否と判定される.
 1) 内容の質が上記のレベルに達していない場合.
 2) 内容が理解困難であるほど表現が拙劣な場合.
 3) 論文内容が土木の構造工学の対象とする範囲から著しく逸脱していると考えられる場合.
 4) 同じ論文が同一著者によってすでに他誌に発表されている場合,たとえば,講演会,研究発表会,コロキウム,シンポジウム,国際会議等で,論文集編集のための独自の組織により,査読を経て登録された論文・報告は,土木学会または他学協会の主催にかかわらず,既発表扱いとする.ただし,既に発表した内容を含む原稿でも,次に掲げるいずれかの項目に該当する場合は投稿を受け付けます.
  ・新たな知見が加味され再構成された論文.
  ・個々の内容については既に発表されているが,統合することにより価値のある論文となっているもの.
  ・限られた読者にしか配布されない刊行物に発表された論文.
  投稿論文が,既発表の内容を含む場合,あるいは関連した内容の場合には,該当部分に対応する既発表の内容,掲載刊行物が明確にわかるように論文を執筆してください.また,個々の論文がこれらに該当するか否かの判定は小委員会で行います.この判定を容易にし,また正確を期すため,これまでその部分を,どの程度,どの刊行物に発表しているかを送付票中にも正確に記述してください.
 5) 構造工学論文集で過去登載否となった論文を同一内容で再投稿する場合.
 6) 修正事項が多く,最終論文に責任が持てない場合.

以上