記
1.委員会名称 | : | コンシステンシー評価指標小委員会(委員会番号310) |
2.調査研究 | : | テーマコンクリートの施工性能の主要要因であるワーカビリテ ィーの定量化に資するフレッシュコンクリートのコンシ ステンシー評価に関する概念ならびに評価指標の提案に 関する研究 |
3.構成 | : | 委員長 水口 裕之(徳島大学) 幹事長 橋本 親典(徳島大学) 幹 事 浦野 真次(清水建設葛Z術研究所) 日比野 誠(長岡技術科学大学) 〒770-8506 徳島市南常三島町1-2 徳島大学工学部建設工学科 コンクリート研究室 FAX 088-655-6151 E-mail chika@ce.tokushima-u.ac.jp |
4.目的および活動内容
本委員会は,1998年4月〜2000年3月の2年間に第1期目
の活動を行い,2000年7月19日に「フレッシュコンクリートのコ
ンシステンシー評価指標に関するシンポジウム―スランプの次にくる
もの―」を開催して,委員会報告として世に公表し,一般公募論文に
よる研究発表会を行った.コンシステンシーの評価方法についてさら
に検討するため,継続して第2期目の研究活動を行うこととなった.
第1期の委員会では,@新しいコンシステンシーの定義と評価指標
WG,A従来のコンシステンシーの定義と評価方法とその限界WG,
Bワーカビリティーの評価方法,Cコンシステンシーを構成する要素
WGおよびD新しいコンシステンシーの測定方法WG,の5つに分か
れて活動を行ってきた.そして,加振スランプ試験(仮称)という実
際の施工状況を想定し振動エネルギーの概念を用いた新しいコンシス
テンシー評価試験を提案した.
この間,JRのトンネルコンクリートの落下事故や高架橋桁下のか
ぶりコンクリートの剥落事故の発生により,生コンへの加水問題やコ
ールドジョイント問題等のコンクリート施工に関する問題点がクロー
ズアップされてきた.一方,2000年1月に「平成11年版 コンク
リート標準示方書[施工編]―耐久性照査型―」が発刊され,示方書が
従来の仕様規定型から性能照査型へ移行した.しかしながら,コンシ
ステンシー評価試験の代表であったスランプ試験では,コンクリート
の施工性能であるワーカビリティーの性能を規定し照査することには
限界があり,新しい性能照査方法が求められている.
第2期の委員会では,第1期の成果を受けて,コンクリートの施工
性能の一つであるワーカビリティーに関する性能を定量的に評価する
ための,コンシステンシー評価方法および指標を提案することを目的
とする.活動内容としては,以下の4つのWGに分かれて活動を行
う.なお,第2期から参加していただく委員の活動期間は約1年であ
る.第1期委員で継続して第2期の委員会に参画している委員は,す
でに各WGごとに活動を開始している.
@締固め性能照査方法WG
A標準的な施工方法調査WG
Bフレッシュコンクリートの品質変化WG
Cフレッシュコンクリートの充てん過程の数値解析・理論WG |
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5.活動期間 | : | 1年(2001年12月〜2002年11月) |
6.活動方法 | : | ・3〜4か月に1回程度委員会を開催する.・旅費,交通費は支給しない.・各種連絡や情報交換は,Email等の通信手段を積極的に利用する. |
7.応募締切日 | : | 10月26日[金] |
8.申込方法 | : | 本委員会に参加を希望される方は,橋本宛に所属,氏 名,連絡先,E-mailその他ご意見をご記入の上,FAXまたはE-mailにてご連絡ください. |