1. | 委員会名称 : 歴史的鋼橋の補修・補強に関する調査小委員会 (委員長 五十畑弘 日本鋼管) |
2. | 目的 国内の鋼橋建設は,過去50年間で急速な増加を遂げ,戦前,
および戦後の早い時期に建設され,現在も交通路として供用されている鋼橋とともに,膨大な鋼橋のストックを構成している。
これらの鋼橋の中には,土木構造物としての機能を果たしつつ,同時に歴史的,文化的な価値を認められているものも数多い。
今後,鋼橋建設工事の大半は,補強・補修が占めることが予測されている中で,歴史的鋼橋についても大規模な補修,
補強の機会が増えるものと考えられる。
この場合,公共構造物として安全性の確保と同時に,歴史的遺産保全の視点も取り入れることが社会的な要請となってきており,
学会倫理規定でも歴史的遺産の保存に留意すべきことがうたわれている。
一方では,早くから橋梁建設が始まった欧米では,鉄・鋼橋を始めとする土木構造物の文化的,歴史的評価が進んでおり,
エンジニアリング・ヘリテッジの保存,修復,維持が重要な課題となっている。
このような状況に鑑み,今後増加が予測される歴史的鋼橋の補修・補強において,望ましい方向を示すための各種の調査を行い,
マニュアルの策定を目指すこととした。なお,すでに調査を終了した歴史的鋼橋のデータベースのメインテナンスも本委員会の活動に含める。
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3. | 活動期間  : 3年間 |
4. | 応募締切日 : 4月末日 |
5. | 応募方法 本委員会に参加を希望される方は,以下宛てに,(1)氏名,(2)所属,(3)連絡先,(4)興味のある検討事項をE-mailにてご連絡ください。 なお,委員数は10名程度を予定しています。 日本鋼管(株)総合エンジニアリング事業部鋼構造本部 五十畑弘 E-mail:isohath@eng.tokyo.nkk.co.jp TEL 03-3217-3960/FAX 03-3214-8431 |