土木学会では平成11年度より科学技術振興調整費による総合研究「構造物の破壊過程解明に基づく生活基盤の地震防災性向上に関する研究」(プロジェクトリーダー:濱田政則・早稲田大学教授)を(独)防災科学技術研究所,(独)建築研究所など9つの研究機関と共同で実施しています。
本研究プロジェクトでは構造物の大規模破壊実験に必要な測定法や高度な加振手法,既存構造物の耐震性調査法などの基礎的な技術の開発を行うとともに,地盤・基礎系を含めた構造物の塑性領域での挙動と破壊過程の解明を行い,構造物の合理的な耐震設計法確立のために必要な知見と情報を提供し,社会の総合的な地震防災性の向上に資することを目的としています。
本研究プロジェクトの成果の公表と関連する情報や意見の交換を目的として標記シンポジウムを開催することにしました。シンポジウムでは,本研究プロジェクトの実施機関からの発表にとどまらず,同じ分野の研究に取り組む方々からも研究成果の発表をしていただき,今後の研究に反映していきたいと考えています。
1.主催 |
: |
(社)土木学会技術推進機構 |
2. 期日 |
: |
3月4日[木]・5日[金] |
3.場所 |
: |
土木学会 講堂(新宿区四谷1丁目外濠公園内,
TEL 03-3355-3502) |
4.定員 |
: |
120名(先着順) |
5.参加費 |
: |
無料 |
6.申込方法 |
: |
会場収容人員に制限がありますので,参加希望者は,(1)シンポジウム名称,(2)氏名,(3)所属,(4)連絡先・住所・TEL・FAX・E-mailアドレスを明記して,E-mailまたはFAXにて下記申込先までお申込みください。 |
7.申込締切 |
: |
2月20日[金] |
8.申込・問合先 |
: |
土木学会技術推進機構(担当 柳川)
TEL 03-3355-3502/FAX 03-5379-0125
E-mail:yanagawa@jsce.or.jp
|
9. プログラム
(都合により変更になる場合がございます。ご了承ください。) |
◎3月4日[木] |
10:00−10:10 |
開会挨拶 |
10:10−12:40 |
パネルディスカッション テーマ:「本研究プロジェクト研究成果と残された課題,今後の研究方向」
|
12:40−13:40 |
<昼休み> |
13:40−15:00 |
セッションa |
既存構造物の耐震性調査法(1) |
15:00−15:10 |
<休憩> |
15:10−16:15 |
セッションa |
既存構造物の耐震性調査法(2) |
16:15−16:25 |
<休憩> |
16:25−18:15 |
セッションc |
鋼構造物の塑性域の挙動と終局強度 |
◎3月5日[金] |
9:00−10:35 |
セッションb |
大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測技術(1) |
10:35−10:45 |
<休憩> |
10:45−12:35 |
セッションb |
大規模破壊実験のための振動台加振手法および計測技術(2) |
12:35−13:35 |
<昼休み> |
13:35−14:40 |
セッションd |
コンクリート構造物の塑性域の挙動と終局強度(1) |
14:40−14:50 |
<休憩> |
14:50−16:10 |
セッションd |
コンクリート構造物の塑性域の挙動と終局強度(2) |
16:10−16:20 |
<休憩> |
16:20−17:40 |
セッションe |
液状化および側方流動に対する構造物の挙動 |
17:40−17:45 |
閉会挨拶 |
|