土木学会誌
お知らせ本部

13.「土木学会学術振興基金(公募枠)」による助成への募集
応募締切:2005年2月10日(木)

● 基金の概要
この基金は,平成元年度に鹿島建設(株)から同社創立150周年記 念事業の一環として土木学会に寄付されたものを原資として設けら れたものです。原則として助成金には,本基金の各年の運用利息が 充てられます。
平成9年度より,「公募枠」と「特別枠」の2本立てで助成を行っ ています。「公募枠」は個人会員や会員グループが主催する学術活 動への助成であり,「特別枠」は常置委員会等の学術活動への助成 です(ただし,平成13年度から特別枠の助成は休止しております)。
「公募枠」による助成を,下記の要領で行います。ふるってご応 募ください。
● 助成要領
(1)助成金額:1件原則100万円以内で総額350万円以内とす る。
(2)助成対象要件:代表者が土木学会個人会員であること。
助成対象活動:小規模な共同研究,研究集会,セミナー,シンポジウム,ワークショップ等で,1年間(平成17年4月〜 平成18年3月)で成果をあげることができる活動。
(3)応募方法および選考:本基金所定の申請書に必要事項を記入 し,「土木学会学術振興基金」係へ提出してください。企画 委員会の学術振興基金分科会で審査選考します。
(4)応募締切:平成17年2月10日(木)必着
(5)助成の決定:平成17年3月下旬ごろに,郵送にてご通知いた します。
(6)申請書の請求ならびに提出・問合先
〒160-0004 新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
(社)土木学会事務局企画広報室 土木学会学術振興基金係
TEL 03-3355-3433/FAX 03-5379-2769
E-mail:isi@jsce.or.jp
(7)報告義務:助成金受領者には,活動成果の報告書を提出して いただきます。
● 公募枠の留意点
・個人の会員や会員グループが主催する学術活動への助成です。
・応募資格は,学会員個人または代表者を学会個人会員とするグル ープとします。
・小規模の共同研究,研究集会,セミナー,シンポジウム,ワーク ショップ等を対象とします。
・審査選考にあたっては,萌芽性,試行性,学際性,国際性等を重 視します。特に若手の企画を歓迎いたします。
・助成の範囲は,会議費,会場費,資料作成費,講師招聘費用な どの直接経費とします。
・既存の国際会議への参加旅費の助成には,別途「学術交流基金」 があるので,この助成の範囲には含めません。また国内であって も,単なるセミナーや学会などへの参加費,参加旅費などは助成 の対象外とします。
・常置委員会の調査研究活動として定常的に運営されている活動は, 助成対象としません。
● 平成16年度の助成実績(公募枠のみ)
申請3件のうち,2件採択,助成金額180万円
・沿岸域における微量残留水銀動態把握のための現地観測
(矢野真一郎:九州大学)
・日韓台風・豪雨災害調査研究ワークショップ
(後藤恵之輔:長崎大学)

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